時代は「ドローン×◯◯」!ドローン大学校名古屋キャンパスの無料説明会に行ってきました

投稿者: | 2017-04-24

近年、VRやAR、AI(人工知能)など、テクノロジーの著しい発展を目にする機会が増えてきました。それら最新技術の一つであり、ここ数年何かと話題になっているのが、ドローンです。今後活用の機会がますます増えることが予想されるドローンについて、本格的な実践学習を交えながら、ビジネスへの活用法まで学ぶことができる学校が名古屋にあること、みなさんはご存知でしょうか?

その名も、「ドローン大学校 名古屋キャンパス」。なんと、名古屋のど真ん中、名古屋駅JPタワー内にあるのです!

今回は、Nagoya Startup Newsのライター岩渕が、ドローン大学校で定期的に行われている無料説明会に参加してきました。実は、ドローンに関しては全く初心者の岩渕。果たして、2時間の説明会で、どこまでドローンについて理解することができたのでしょうか?

「ドローン、どうやって使うの?」という方も、不安なく参加できる無料説明会

ドローン大学校代表理事 名倉 真悟先生

ドローン大学校 名古屋キャンパス」があるのは、名古屋駅のJPタワー名古屋の21階。無料説明会は、ここで行われます。今回、ドローン大学校について説明してくださったのは、同校代表理事の名倉 真悟先生。慶應義塾大学SFC研究所ドローンコンソーシアムの研究員であり、ドローンのスキル教育の分野でもご活躍されています。

今回の説明会の参加者には、今後ドローン技術を事業に導入しようと考えている方や、ドローンに興味があり学びたいと考えている方、すでに複数台ドローンをお持ちのベテランの方まで、幅広くいらっしゃいました。もちろん、ドローンに関して初心者の方も気軽に参加できます。

はじめに、ドローンに関する過去のニュースや使用事例のわかりやすい紹介がありました。その紹介に沿って、ドローンに関する法律、業界の事情や制度の移り変わり、ドローンのトレンド変化などをわかりやすく教えて下さいました。ドローンに関する説明会の参加は初めての筆者でしたが、好きなアーティストのミュージックビデオ撮影でドローンが使用されたことを事例として教えていただき、一気に興味が湧きました。

ドローン大学校ならではのメリットとは?

ドローン大学校の特長は、JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)の認定スクールであることです。

JUIDAとは?
Japan UAS Industrial Development Associationを略して”JUIDA”と称す”一般社団法人 日本UAS産業振興協議会”は、ドローンの民生分野における積極的な利活用を推進し、ドローン関連の新たな産業・市場の創造を行うとともに、ドローンの健全な発展に寄与することを目的として2014年7月に設立されました。国内外の研究機関、団体、関係企業と広く連携を図り、ドローンに関する最新情報を提供するとともに、さまざまな民生分野に最適なドローンを開発できるような支援を行い、同時にドローンが安全で、社会的に許容されうる利用を実現するために、操縦技術、機体技術、管理体制、運用ルール等の研究も行っている団体です。
文章引用:ドローン大学校公式HP “JUIDAとは?”

同校のカリキュラムを履習し、卒業すれば、「JUIDA 操縦技能証明証」と「JUIDA 安全運航管理者証明証」が交付されます。現行の法律では、ドローンの操縦に免許は必要ありません。しかし、ドローンでビジネスをしようと考えた場合、JUIDA認定の資格はドローンに関する仕事をオファーする際の信頼度や比較基準になることがあり、ドローンビジネス従事者にとってメリットになります。

また、4日間の合宿実習を含んだ20時間以上のドローン運行実習や、フレキシブルな受講スケジュール、全受講生に教習機として使用するG-FORCE X300C FPV(トイドローン)とDJI PHANTOM 2(H4-3D)をプレゼントするなど、プログラム内容がとても充実しています。卒業後も高いレベルでドローンの運行ができるように、修了検定は他校よりも合格基準が高いとお話しする名倉先生。しかしそのハイレベルな検定こそが、ドローン大学校卒業生の質の高さの秘密だともおっしゃっていました。

「ドローン×◯◯」がこれからの時代のキーワード

名倉先生によると、単にドローンの運行ができるだけでは、ドローンビジネスを展開する上での強みにはならない時代になってきたそうです。大事なことは、ドローンにどんな要素を組み合わせてビジネスにするか。ドローンビジネスにおいては、「ドローン×◯◯」が重要なキーワードになると教えて下さいました。

同校では、学校で修得した技術をビジネスに活かしてもらうための後押しとなる機会がたくさんあります。例えば、JAL、ANA、NTT docomoやDMM.makeなど様々な企業や団体で講義を受ける機会や、本社を中国・深センに持つマルチコプターのリーディングカンパニー、DJIへの訪問ツアーなど、学校の講義以外にも魅力的な機会が数多くあるのが特長です。

また、ドローン大学校では卒業後も生徒や講師の繋がりが強いことも魅力の一つです。学校でもプライベートでも良い繋がりを保つことにより、仲間の中で新たなビジネスが生まれることもあるそうです。筆者が参加した日は、偶然にも卒業生の方がいらっしゃり、ドローン大学校のプログラムの質の高さについてコメントしていました。また、学んだ知識と技術を活かし、新たなドローンビジネスを計画していると、意気込みを語って下さいました。

ドローンの操縦を見せていただきました!


実際にドローンを飛ばして操縦方法を見せていただきました。

無料説明会終了後、名倉先生にトイドローンの操縦方法を見せていただきました。ラジコンはもとより、実は自動車の運転もままならない筆者も、操縦を体験してみました。少し緊張しましたが、先生に助けていただきながら何とか飛行させることができました。

体験してみて、ドローンの操縦には非常に細かなコントロール技術と、操縦環境や天候に臨機応変に対応可能な知識が必要だと感じました。だからこそ、ドローン大学校が20時間以上の運行実習を重視していることにも頷けます。

今後の無料説明会情報(名古屋キャンパス)

ドローン大学校 名古屋キャンパスでは、今後も無料説明会が行われます。次回のプログラムは5月10日から開始予定で、募集するプログラム受講生は限定15名まで。

ドローンビジネスに興味のある方は、まずは気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。

日程
第19回 2017年4月25日(火)14:00~16:00
第20回 2017年4月25日(火)19:00~21:00
第21回 2017年4月30日(日)14:00~16:00
第22回 2017年4月30日(日)19:00~21:00

参加費用:無料

説明会定員:先着60名(説明会Webページより要予約)

詳細URLドローン大学校 無料説明会

場所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 SPACES JPタワー名古屋(JPタワー名古屋 21階) ドローン大学校 名古屋