ロボカップ2017名古屋世界大会の半年前イベント “Touch the Robot”に行ってきた

投稿者: | 2017-02-02

今年、第1回大会以来20年ぶりに名古屋で開催されるロボカップ世界大会。その半年前イベントが1月25日(水)~30日(月)の間、松坂屋名古屋店南館1階オルガン広場で行われました。集まった子供たちは、ロボット工作やプログラミング、サッカーロボットの操縦に夢中。本番の世界大会の成功を予感させる盛況ぶりでした。


ロボカップ(RoboCup)は、日本の研究者らによって提唱された国際的ロボット競技大会。「2050年までに、人間のサッカー世界チャンピオンチームに勝てる、自律型のヒト型ロボットチームを作る」という夢を掲げ、人工知能やロボット工学などの研究を推進し、様々な分野の基礎技術として波及させることを目的としています。

「サッカー」から始まったロボカップですが、現在では、「サッカー」、「レスキュー」、「ジュニア」、「@ホーム」の4つの種目があります。「レスキュー」は大規模災害へのロボット技術の応用、「ジュニア」は次世代のロボット技術の担い手の育成、「@ホーム」は日常生活へのロボット技術の応用をそれぞれ掲げています。

1997年に名古屋国際会議場で第1回大会が行われ、その後、世界各地で開催されたロボカップ。第21回大会となる今年のロボカップは、再び名古屋で行われます。開催期間は7月27日(木)から30日(日)までの4日間。ポートメッセなごや/テバオーシャンアリーナで開催されます。

そんな記念すべき大会というだけあって、「半年前イベントを通して、子供たちにAIやロボット工学に興味を持ってもらい、ロボカップ世界大会への来場者数を増やしたい!」と開催委員会事務局の方も気合いが入っています。

会場には、ロボット工作やプログラミングなどを体験できるブースや、Softbankが開発した感情を認識するヒューマノイドロボットPepperくんと話すことができるコーナー、ヒューマノイドロボット「NAO」によるPK対決場などがあり、取材日が休日ということもあって、多くの人で賑わっていました。

プログラミングしたロボットが実際に指示通り動くのを見て、笑顔になる子供たち

会場では、無料の子供向けプログラミング教室が行われていました。子供たちは講師や学生スタッフに助けられながら、慣れない手つきでマウスを操作。思い通りにロボットを動かそうと、真剣な眼差しでパソコンの画面に向き合っていました。プログラミングが完成するとブース内のコートに走り、実際にロボットが動く様子を満足げに眺めていました。

子供の操縦でサッカーボールを蹴るヒューマノイドロボット「NAO」

会場で最も人だかりができていたのは、ロボカップ標準機に指定されているヒューマノイドロボット「NAO」を使ったPK対決のコーナー。ボールを蹴る方のロボットは子供が実際に操縦することができ、これを目当てにPK会場の横には家族連れの方で長蛇の列ができていました。コートの周りにもPK対決を一目見ようと子供から年配の方までたくさんの人が集まっており、ロボットの一挙手一投足を食い入るように見つめていました。

印象に残ったのは、子供たちの真剣な眼差しと笑顔。未来のロボット開発者はここから生まれてくる、そう予感させる活気がありました。半年前イベントは終わってしまいましたが、7月には本番の「ロボカップ2017名古屋世界大会」が行われます。最新のロボット技術を間近で見ることができる滅多にない機会ですので、ぜひご家族で足を運んでみてください。

ちなみに、少しビジネス寄りの内容ですが、「ロボット技術・産業フェア」も併せて開催されます。ロボット関連技術や、製品、サービスなどの導入を検討している方、興味のある方はこちらにも参加してみてはいかがでしょう。出展の申し込みもまだまだ受け付けているとのことです。

ロボカップ2017名古屋世界大会およびロボット技術・産業フェアの詳細は以下の通りです。

イベント詳細

日程:2017年7月27日(木)~30日(日)
詳細URL:RoboCup2017 Nagoya Japan 公式サイト / ロボット技術・産業フェア 公式サイト
場所:愛知県名古屋市港区金城ふ頭2丁目2 ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)

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Koki Kurusu

Koki Kurusu について

1993年生まれ。名古屋市在住。中日新聞社での校正アルバイトを経て、名古屋のwebメディア系スタートアップ2社にて記事の執筆・編集を担当。メディア内の新規事業立ち上げにも挑戦している。趣味はゲストハウスと本屋を巡ること。働き方改革の行方が気になる理系大学生。Twitter:@4_kusu