Tongaliプロジェクトが社会起業を学ぶセミナーを開催

投稿者: | 2018-04-19

 

学生ベンチャーの創出と起業家育成を目的とする、名古屋大学の「Tongaliプロジェクト」が、2018年5月15日(火)に「社会起業を学ぶセミナー」を開催します。

名古屋大学の学生、大学院生、卒業生に対して、アントレプレナーシップ教育を実施するTongaliプロジェクト。起業家を招く「Tongaliシンポジウム」や、起業に必要なスキルを学ぶ「Tongaliスクール」、学生発ベンチャーの創出と起業家育成を目的とした「Tongaliビジネスプランコンテスト」など、さまざまな取り組みを行っています。

社会的課題に取り組む「社会起業家」から学ぶ

社会変革の担い手として、社会課題を事業で解決する、「社会起業家」を目指す学生・研究者のために開催されるのが本セミナー。海外で活躍している社会起業家を招き、社会起業の面白さ・意義について講演が行われます。講演者は、Dari K(ダリケー)株式会社・代表取締役の吉野 慶一氏、NPO法人TABLE FOR TWO International・事業開発マネージャーの張 一華氏。

Dari Kは、“カカオを通じて世界を変える”をミッションに掲げ、カカオ豆の輸入・卸、チョコレート菓子の製造・販売を行っています。途上国の農作物や製品を公正な価格で買い取るフェアトレードが広がりを見せる中、Dari Kでは、“生産者自らが勝ち取るフェアトレード”を実現。インドネシアのカカオ農家に発酵の技術を教え、質の高いカカオ豆のみを買い取っています。

これにより、農家、チョコレートの加工者・消費者の3者全てがwin-win-winとなる体制を構築しました。

TABLE FOR TWO Internationalは、開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に同時に取り組む事業を行っています。核となる「TABLE FOR TWOプログラム」では、対象となる定食や食品を購入すると、1食につき20円が、TABLE FOR TWOを通じて開発途上国に寄付されます。現在は、600以上の企業・団体が、プログラムに参加。これまでに、開発途上国へ5,900万食以上の給食を支援しています。

海外で活躍中の社会起業家から、貴重な話を聴けるチャンス。海外での社会起業に興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。

イベント詳細

開催日時:5月15日(火)13:30~17:00
料金:無料
対象:大学院生・学部生・教職員
会場:名古屋大学 ナショナル・イノベーション・コンプレックス 3階 大会議室(愛知県名古屋市千種区不老町)

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