データセキュリティに特化した名古屋大学発スタートアップAcompanyがシードラウンドで数千万円の資金調達を実施

投稿者: | 2020-04-08

画像:プレリリースより引用

株式会社Acompany(本社:愛知県名古屋市)は、epiST Ventures株式会社(本社:東京都新宿区)が運営するファンドを引受先とする、シードラウンドで数千万円の資金調達を実施したことを発表しました。また、今後の事業拡大に向けて、epiST Ventures代表の上村崇氏がAcompanyのアドバイザーに就任したことも同時に発表されました。

株式会社Acompanyは「なめらかなデータ活用社会」を目指し、「データを価値に進化させる」をミッションに、秘匿計算(秘密計算)技術及びブロックチェーン技術を中心にデータセキュリティの研究開発を行う、名古屋大学発及び名古屋工業大学発の認定スタートアップ企業です。

一方、epiST Ventures株式会社は、2019年4月に「産学連携とオープンイノベーションで日本の科学技術を振興する」をミッションとするepiST株式会社の子会社として設立されたベンチャーキャピタルです。同年10月に大学発ベンチャーおよび技術者ベンチャーを中心にシード/アーリーステージのベンチャーに対して投資育成を行うepiST Ventures 1号投資事業有限責任組合(以下、epiST Ventures 1号ファンド)を組成。今回の当社への出資は、epiST Ventures 1号ファンドからの初の出資とのこと。

Acompanyは、データ活用をする際のセキュリティリスクなどの課題を解決するため、分散型セキュアデータ基盤「SeDi」、秘匿計算システム「SeDi Computation」の開発に取り組んでいます。

今回の資金調達では、Acompanyが開発をする秘匿計算システム「SeDi Computation」の開発体制の強化、パートナー企業との実証実験の推進を行うとのことです。