近年の物流・運搬業界は、EC(Electronic Commerce)の急速な拡大による影響を直に受けています。業界自体は右肩上がりの成長を見せていますが、現場では疲弊が色濃く表れており、特にドライバーへの負担やドライバー不足は深刻です。そんな物流・運搬業界における課題を解決する存在として、自動運転や物流効率化の技術は大きな注目を集めています。そこで本記事では、名古屋近辺で物流・運搬に関わるベンチャー企業について特集していきます。
株式会社ティアフォー(名古屋市中村区)
TierⅣは名古屋大学発ディープテックスタートアップです。同社が開発・提供している「Autoware」は名古屋大学で開発された世界初オープンソースの自動運転ソフトウェア。小型搬送用車両「Logiee(ロージー)」や、ヤマハ発動機との合弁会社eve autonomyが進める工場内自動搬送車などは、運搬分野で自動運転の技術をフルに発揮する製品として期待されています。
株式会社オプティマインド(名古屋市中区)
ラストワンマイル配送におけるルート最適化サービスの開発と提供をおこなっている名古屋大学発ベンチャー。同社が手掛ける「Loogia」は最先端のアルゴリズムとビックデータ分析によって配車計画を自動で計算し、最適なルートを提供してくれる高精度配車クラウドサービスです。すでにCO-OPやevery24など、100社以上との取引実績を誇ります。株式会社 LOZI(名古屋市中区)
株式会社LOZIは2018年に設立されたスマートロイジスティクスを手掛ける企業。また、日本・アメリカ・韓国・中国のメンバーで構成されたボーダーレス企業でもあります。QRコードを用い、スマホでサプライチェーンを分断することなくモノの動きを可視化する「SmartBarcode®」や、ブロックチェーンベースの食品トレーサビリティシステム「OrganicSmart」の開発・提供をおこなっています。【PR】東海エイチアール株式会社の新規事業開発実務サービス
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