来たる2050年脱炭素社会実現に向けて、グローバル規模で省エネ技術の開発に取り組む企業が増加しています。各社がしのぎを削る中、老舗ものづくり企業の株式会社山一ハガネ(本社:名古屋市、以下:山一ハガネ)が開発する、カーボンナノチューブを用いた新しい表面処理技術「CAST(Carbon-nanotube Added Surface Treatment)」が、今まさに注目を集めています。
今回は、独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営するインキュベーション施設「クリエイション・コア名古屋」の入居企業特集として、技術開発グループCAST事業セクション マネージャーの田島氏を取材。新規事業発足の背景やその技術について、お話を伺いました。