名古屋近辺の建設系ベンチャー企業3選


日本の建設・建築業界は”建設バブル”と呼ばれるまでの好況にありましたが、新型コロナウイルスの影響により、一転して苦境に立たされています。それにより、元々建設業の抱えていた「高齢化」や「人材不足」といった課題についても顕在化することになりました。

しかし、時世的にはそのような逆境でありながらも、画期的な新技術や新サービスを活用することで業界を盛り上げ、一定の成績をあげる新興企業もあり、その存在が際立っています。そこで今回は、名古屋近辺の建築系のベンチャーを特集していきます。

株式会社クラッソーネ(名古屋市中村区)

株式会社クラッソーネ公式HPのスクリーンショットより引用


”豊かな暮らしで人々を笑顔に”を企業のミッションとして掲げる2011年に発足した企業です。多くの人にとって、初めての体験となる住宅の工事。そこへ同社はデータ、IT、ホスピタリティで顧客が満足に工事を終えるためのサービスを提供しています。主な事業は解体工事の一括見積もりwebサービス「くらそうね」、そして外構工事の「くらそうねエクステリア」で、どちらも施主と工事業者を直接マッチングしてくれることが特徴です。

特に前者は、web上で物件情報を入力するだけでオススメの工事会社を複数提案。また口コミや定量的な評価も閲覧可能で、利用者は比較検討の上で最適な工事会社を探すことができます。また中間マージンが発生しないため、工事コストを抑えられることも大きな魅力です。

スタジオアンビルト株式会社(名古屋市西区)

スタジオアンビルト株式会社公式HPのスクリーンショットより引用


2017年に発足した建築系スタートアップ企業。全国の建築系デザイナーに仕事を依頼できるマッチングサービス「STUDIO UNBUILT(スタジオアンビルト)」や、注文住宅を検討するユーザーに向けた間取り依頼サイト「madree(マドリー)」を運営しています。

STUDIO UNBUILTでは、個人の建築系ワーカーと顧客を案件単位でマッチングさせ、必要な時だけ、必要な人材とネットで協業する新しい形を提案しています。また依頼は無料で、その後の取引はもちろん、決済もサイト内でおこなうことができます。madreeでは同社に登録している3000名以上のデザイナー・建築家にスマホから依頼が可能で、オリジナルの高品質な間取りを作成してもらえます。わざわざ展示場へ行く必要がないこともメリットの一つで、リリースからわずか5ヶ月で会員登録が1000人を超えた話題のサービスです。


株式会社RTプロジェクト(名古屋市西区)

株式会社RTプロジェクト公式HPのスクリーンショットより引用


株式会社RTプロジェクトは2018年8月に設立されたベンチャー企業です。2021年6月には複数のエンジェル投資家からの資金調達も実施するなど、建設テック業界で注目を集めています。

建築・建設における数多くの業務の中でも、同社が強みを持つのは現場調査。現在(2022年1月時点)特許出願中の、新しい現場情報共有ツール「GENCHO」を手掛けています。同サービスは、建築現場を撮影した画像から手軽に直感的な情報共有が可能。現場写真の編集や共有後の確認が容易なことも特徴です。


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