AZAPAが早稲⽥⼤学次世代⾃動⾞研究機構と⾃動⾞の性能設計向けの計測ラボを開設・運⽤を開始

投稿者: | 2020-03-27

画像:プレリリースより引用


「人とクルマの調和」の実現に向け、自動車に関するコア技術・次世代サービスの研究・先行開発を行う、AZAPA株式会社(本社:愛知県名古屋市)は、早稲⽥⼤学次世代⾃動⾞研究機構と共同で早稲⽥⼤学本庄キャンパス内にシャシーダイナモシステムを有する⾃動⾞の性能開発向けの「計測ラボ」を開設・運⽤を開始することを発表しました。

画像:プレリリースより引用


「計測ラボ」は「シャシーダイナモシステム」を中心とした計測環境を整え、性能設計に関わる計測プロセスの確立や計測システムの共同研究のための「計測プラットフォーム構想」として、自動車メーカーやサプライヤとの共創を目的としたオープンな施設として開設されました。計測によって得られる物理現象の実測データを活用することで、モデルベース開発が更なる効果を発揮し、開発の少人化・効率化に期待されています。

本取り組みは、早稲田大学が採択された文部科学省「平成30年度オープンイノベーション機構の整備事業支援」における産学官連携による共同研究強化の一環として、大きく2つの効果を狙っている。

1つは車両開発の競争領域において、組織の壁を越え合同で研究開発を行うことで海外との競争力を高めること、もう1つは非競争領域において、確立した計測プロセスを横断的に共有することで、国内全体の車両開発の効率化を行うことが狙いだ。

どちらも、グローバルな競争が高まっている現在の情勢において重要な役割であり、今後も力を入れて開発・運用していくとのこと。