東海発「Co-Do:TECH」始動 経産省採択の起業家育成プログラムが社会課題解決に挑む

投稿者: | 2025-08-05

プレリリース

2025年8月6日、経済産業省の令和6年度未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業費補助金「AKATSUKIプロジェクト」に採択された、若手ソーシャルイノベーター育成プログラム『Co-Do:TECH(コドーテック)』が東海地域で始動しました。東海4県から集まった51名の応募者のうち、選抜された約30名が名古屋でのスタートダッシュキャンプに参加し、社会課題に挑戦するプロジェクトを立ち上げます。

『Co-Do:TECH』は、テクノロジーを活用して地域に根ざした社会課題の解決を目指す若手起業家を育成するプログラムです。単なるアイデア発表や資料作成にとどまらず、実際のプロトタイプ開発や現場での実証を経て、解決策を社会に実装することをゴールに据えています。医療、福祉、子育て、まちづくり、環境など多岐にわたるテーマで課題に取り組み、8チームが採択されると、各チームには開発支援金として50万円が支給されます。

選抜されたチームは、経験豊富なプロジェクトマネージャーと専門的知見を持つテックメンターの二重伴走体制のもと、2026年2月に開催されるDEMODAYでの成果発表に向け、約半年間にわたり社会実装フェーズに挑みます。

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東海から全国へ 若者が社会課題解決のロールモデルに

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東海地域は日本有数のものづくり拠点である一方、若手起業家がテクノロジーで社会課題に挑戦するための育成環境はまだ十分とは言えません。『Co-Do:TECH』は、この空白地帯に実践の場を提供し、若者の「やってみたい」という想いを地域課題の解決に繋げる仕組みを構築します。

プログラムを通じて生まれる社会実装の事例や支援ノウハウは、東海地域だけでなく全国への展開も見据えています。参加者の原体験や身近な課題を起点としたプロジェクトが、地域社会に新たな変革をもたらし、若者が社会を動かすロールモデルとなることが期待されています。

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