次世代型 治療アプリ「CureApp SC」禁煙治療を推進

投稿者: | 2021-04-10

画像:プレスリリースより引用

株式会社CureApp(キュア・アップ  本社:東京都中央区)は、2020年12月より相川みんなの診療所(愛知県名古屋市)の禁煙外来で、治療アプリ®「CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」(以下、CureApp SC)の処方を愛知県で初めて開始することを発表しました。

 

治療用アプリ「CureApp SC」で禁煙継続率アップ

画像:プレスリリースより引用

「CureApp SC」は、臨床試験や治験を経て治療効果が実証されたソフトウェアの医療機器で、治療を受ける患者様に対して、院外での治療補助を目的として医師から処方されます。また「CureApp SC」は、患者アプリ、医師アプリ、COチェッカーの3つから成り立っているのが特徴です。

禁煙外来では、通常12週間に5回の診察のみで、2~4週間は医師の介入がない状況です。そのため「禁煙の孤独な闘い」と言われ、治療の継続が難しいことが課題となっていました。

そこで患者アプリを提供することで、個々の治療状況や体調などに合わせたガイダンスを適時提供できる環境が整い、在宅や勤務中など医療者の介入が難しい治療空白期間における禁煙継続率の向上を目指しているとのことです。

さらに、患者アプリの入力内容から前回の診察以降の日常の様子を医師が把握でき、効率的で質の高い禁煙治療を可能にしています。

 

独自のアルゴリズムで禁煙治療に貢献

画像:プレスリリースより引用

2020年はオンライン診療でも保険適用となり、禁煙治療を受けやすい環境が整いつつあります。そのため治験用アプリ「CureApp SC」を活用することで、患者様一人一人最適化したアドバイスを送り、禁煙の成功に導くための「行動変容の実践」と「定着の促進」が期待されています。

特に愛知県では地域で禁煙推進を目的とした指導者の育成にも積極的に取り組み、独自の講習会を開催するなど、たばこ対策を実施しています。

「CureApp SC」は、厚生労働省から薬事承認と保険適用を受けた国内初の治療用アプリで、海外ではすでに実用化が進み、新しい治療法(デジタル療法)として注目されています。

 

相川みんなの診療所 院長 梶尾 真一 先生 コメント

なかなか禁煙が出来ない患者さんの禁煙治療に新しい選択肢が加わったことは糖尿病専門医の立場からも頼もしいアプリです。

株式会社CureApp 代表取締役 兼 医師 佐竹 晃太氏  コメント

常に手元にあるというスマートフォンの特徴を活かし、診察以外の期間にデジタル療法という新しい治療法である「治療アプリ®︎」による治療介入を行うことで、患者様の状態をサポートし、より診察の質も向上できるようになります。

 

※「治療アプリ」は株式会社CureAppの登録商標です。