名古屋発ITベンチャーのDUOが東京・五反田ブランチを設立|AR/VR領域の新規事業を始動

投稿者: | 2017-09-05

共同創業者の塚本CEO(写真左)と渡辺COO(写真右

エンタメ領域でキュレーションアプリや40万人以上の登録者数を集めるYouTubeチャンネルの運営などを行う名古屋発のITベンチャー企業である株式会社DUO(本社:名古屋市中区)が、本社移転と同時に東京・五反田ブランチを設立したことを発表しました。今回は編集部が関係者らへの取材を行い、東京進出への思いや新規事業に関する情報を記したレポートを書いていきたいと思います。

※この記事は、株式会社DUOの東京支社設立のPRを目的とした記事です。なお、広告記事の詳細に関してはこちらをご覧下さい。

代表2人が全国から集まる若手ベンチャー人材を牽引

採用イベントでの登壇で注目を集める渡辺COO。

DUOという会社を見ていく上でまず最初に注目すべきなのは、共同代表である塚本CEOと渡辺COOの2トップの存在。名古屋大学在学中からDUOを立ち上げ、地元の著名エンジェル投資家から1000万円の資金調達を実施し、創業2年目でパチンコ・スロット業界でトップとなるアプリや動画チャンネルを作り上げた若手起業家です。

業界内ではDUOのコンテンツのクオリティが評価され、大手メーカー5社が創業2年目のDUOとプロモーションやタイアップを成し遂げるという異例のスピード感を見せています。

会社は平均年齢23歳を誇る若手チームとなっており、代表2人を中心に、地元だけでなく全国から20代前半のベンチャー人材が多く集まっている印象です。また、エンジニアチームが独立しスタートアップが生まれるなど、その成長環境にも注目が集まっています。

既存事業のナレッジを生かし、AR/VR領域で新規事業開発を進める

五反田オフィスで会議中のチームの様子。

新規事業部担当の荒木氏は、今回東京に進出した経緯や目的について「五反田のオフィスでは、3Dキャラクター動画のネット配信を足がかりに、AR/VR領域での事業開発を進めていく。」とコメント。

同じエンタメ業界の事業とはいえ別の領域での事業となりますが、荒木氏は更に「キャラクターのIP(Intellectual Property、知的財産)を強めていくことに関しては、パチスロ事業のYouTubeチャンネルの運営で培ったナレッジを生かすことができる。全く新しいことをゼロから始めるのではなく、既存事業の失敗例や成功事例を元に事業を進めていきたい。」と述べました。

また、渡辺COOは「通常であれば既存事業を安定させるフェーズにあるが、調子の良い時こそリスクを取って新しいものを作っていく必要はあると常に塚本と共に話している。経験は生かすが、東京オフィスでは会社をゼロからはじめるような意識でプロダクトを開発していきたい。」と思いの丈を語っていました。

商流に乗り、良いものを作って成果を出す

東京支社設立パーティーの様子。写真右側にいるのは新規事業部の荒木氏
(左)と人事部の本田氏(右)。

そもそもDUOがワンプロダクトにこだわらない理由は、「商流に乗り面白いものを作って、利益のでるところで成果を出す」というDUOの理念に根幹があります。創業時からサイバーエージェントやDMMを超えるような総合ITベンチャー企業を作りあげることを目的としているため、長期スパンでの会社経営を前提としてスケーラビリティのある事業設計を行なっています。

塚本CEOは現在のチーム状況について、「スキルや経験よりも”面白くて良いものを作っていこう”というスタンスに共感してくれる人を採用している。今は事業が伸びていても、今後必ず経営が厳しい場面が来ると予想して緊張感を持ったチーム作りをしていきたい。」と述べていました。

編集部コメント

若いチームでパチンコ・スロット業界と聞くと、一見派手な印象を受けますが、取材へ行くと謙虚で礼儀正しい若者たちが元気に仕事をしているというイメージを受けました。現在、DUOは新規事業を開発して行くためにベンチャー人材を募集しているだけでなく、名古屋本社でのインターン生の採用も行なっているので、気になった読者の方は名古屋・東京オフィスに足を運んで見てはいかがでしょうか。

名古屋本社移転時の様子はこちらの記事をチェック→