名古屋のAIベンチャーが生んだ著書が話題を呼んでいます。
今月2日、日本電子書籍協会(JEPA)から、注目の電子書籍を選出する「電子出版アワード2016」の候補作品リストが公開され、クエリーアイ株式会社の出版した『賢人降臨』が候補作品にリストアップされました。
クエリーアイは、名古屋市中村区に本社を置くAIベンチャー企業で、ディープラーニングを用いたサービスの企画やコンサル事業を中心に事業を展開しています。
『賢人降臨』は、クエリーアイが開発したAI「零(ゼロ)」にディープラーニングを応用して福沢諭吉の『学問のすゝめ』と新渡戸稲造の『自警録』を学習させ、それを元に創作された著書。AIの書いた商業著書としてはおそらく日本初と言われています。
同著書は、NTTドコモ・電子書籍サービス「dブック」にて独占配信中とのことです。