名古屋⼤発ベンチャーSonoligoがシードラウンドで5千万円の資金調達を実施

投稿者: | 2019-11-25

画像:プレスリリースより引用

サブスクリプション型イベント予約プラットフォーム「Sonoligo」を提供する名古屋⼤発ベンチャー株式会社Sonoligo(本社:愛知県刈谷市)はBeyond Next Ventures株式会社(本社:東京都中央区)を引受先とする第三者割当増資により、5千万円のシードラウンド資金調達を実施したことを発表しました。また、今回の出資は、名古屋大学・東海地区大学広域ベンチャー2号ファンドからの初の出資となります。

株式会社Sonoligoは、⾳楽・スポーツ・アートなどの⽂化イベントに⽉額制で参加できるサブスクリプション型イベント予約プラットフォーム「Sonoligo」を開発・提供する名古屋⼤学発のベンチャー企業です。「Sonoligo」を利用すると、ユーザーは⽉額のプランによって、ジャンルを超えた多くのイベントに気軽に参加することができます。イベントを主催する側も、座席を提供することで新規顧客の獲得ができ、AIによって最適化された収益を得られます。

画像:矢野経済研究所より引用

消費者のモノの所有から利用へと消費行動が変化するなかで、シェアリングサービスの普及もあり、定額でモノやサービスを利用できるサブスクリプションサービスへの需要の高まっています。
矢野経済研究所はサブスクリプション市場の概況について、2018年度のサブスクリプション(定額)サービス国内市場規模(8市場計)はエンドユーザー(消費者)支払額ベースで、5,627億3,600万円、2023年度は8,623億5,000万円と予想。(矢野経済研究所調べ

「Sonoligo」は、音楽、スポーツ、アートといったジャンルを絞り、サブスクリプションサービスを提供するのではなく、音楽、スポーツ、アートも「文化市場」と捉えることで、イベントを主催する側は、他のジャンルからの新たな顧客の獲得に繋がります。株式会社Sonoligoは既に、名古屋グランパス、名古屋市文化振興事業団、中京テレビ事業などの80団体以上のイベントの主催者が参画を決定しています。現在は、名古屋を中心に展開をしていますが、今回の資金調達により開発・人員体制を強化を行い、2020年早々に全国展開を目指すとのことです。