
「あいち環境イノベーションプロジェクト」公式サイトより引用
愛知県は、カーボンニュートラルの実現など環境課題の解決に向けた取組の一環として、「あいち環境イノベーションプロジェクト」における2026年度の提案募集を開始しました。全国のスタートアップ等を対象に、環境分野における革新的な技術やアイデアを公募するもので、採択件数は4件を予定しています。採択後は、県内企業とのマッチングや実証フィールドの提供、事業化経費の支援などを通じて、愛知発の環境イノベーション創出と実装を後押しします。
「あいち環境イノベーションプロジェクト」は、愛知県が2023年度から実施している取組です。革新的な技術やアイデアを持つスタートアップ等と連携し、環境分野における新たな事業や社会実装の創出を目指しています。資料によると、現在は11件の採択プロジェクトについて、実証実験など事業化に向けた伴走支援を進めているとしています。
今回の募集対象は、全国のスタートアップ等で、新規事業を立ち上げる企業や大学も含まれます。募集テーマは、「エネルギーの創出・利用モデル」「温室効果ガスの吸収・利用等によるカーボンリサイクルモデル」「県民・事業者と共に進める持続可能な社会の実現モデル」「域内資源の有効利用を通じたサーキュラーエコノミー型ビジネスモデル」「自然が持つ価値の見える化モデル」「その他環境課題に対する革新的モデル」の6分野です。募集期間は2026年5月25日から7月17日までで、特設Webサイトの応募フォームから申請を受け付けています。
コンソーシアム連携で実証と社会実装を後押し
採択されたプロジェクトには、県内企業とのマッチング支援やピッチイベントの開催に加え、年間最大220万円の経費支援、実証フィールドの提供・紹介、各種支援制度の案内・申請支援、知財整理や市場ニーズ把握など専門家による支援が用意されています。支援期間は採択後から2029年3月までの約2年半を予定しており、事業化に向けた中長期の伴走支援が受けられる点が特徴です。
また、提案内容は産学官金で構成される「あいち環境イノベーションコンソーシアム」の会員に共有され、提案者と会員との連携・協働の促進にもつなげる方針です。同コンソーシアムは、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミー、ネイチャーポジティブといった環境課題の解決に向けて設立されたプラットフォームで、企業、大学、金融機関、行政機関など計59団体が参画しています。愛知県は今回の公募を通じて、全国のスタートアップ等から新たな革新的プロジェクトを発掘し、地域発の環境イノベーション創出につなげていく考えです。
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