
プレリリースより引用
CIC Institute(本社:東京都)は、愛知県が主催する「Aichi GX Acceleration Program」の2025年度プログラムに参加するスタートアップ5社を発表しました。本プログラムでは、CICおよび外部専門家による伴走型の成長支援を提供するとともに、年度内に愛知県内の事業会社と連携した実証試験の実施を目指します。
今回採択されたのは、ESREE Energy株式会社、株式会社komham、株式会社comvey、株式会社スリーラボ、リッパー株式会社の5社です。各社は、自然冷媒を活用した蓄熱発電システム、バイオ技術による有機廃棄物分解、リユース梱包によるCO₂削減、レーザ加工を活かした切削工具再研磨技術、自然由来材料を用いた環境配慮型タイヤの開発など、GX分野で革新的な技術を展開しています。
本プログラムでは、CIC Instituteによる支援に加え、事業会社とのマッチングやPoC(実証実験)の機会が提供され、スタートアップの事業化と成長加速が期待されます。
愛知が切り拓くGX時代 スタートアップの国際競争力を強化
「Aichi GX Acceleration Program」は、愛知県がものづくり融合型スタートアップエコシステムの形成を目指し、GX(グリーントランスフォーメーション)分野に特化して実施するアクセラレーションプログラムです。2024年10月には国内最大のスタートアップ支援拠点「STATION Ai」が名古屋市に開設予定であり、本プログラムは同拠点と連携し、地域資源を活用した新産業創出やオープンイノベーションを推進します。
2025年度プログラムは、8月20日にSTATION Aiでキックオフイベントが開催され、採択スタートアップによるピッチや事業会社とのマッチングが行われる予定です。愛知県とCIC Instituteは、GX分野で世界に通用するスタートアップの育成を進め、持続可能な社会の実現と地域経済の発展に貢献していくとしています。
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