プレリリースより引用
愛知県は、県が抱える行政課題の解決に向け、デジタル技術を有する企業や団体を対象としたマッチング・実証実験プログラム「AICHI X TECH（アイチ クロス テック）2025」の参加者募集を6月2日より開始しました。新たに提示された10の行政課題に対し、選定された企業には最大100万円の実証経費が支給されます。
「AICHI X TECH」は、行政と民間企業が協働して県の課題を解決することを目的とした取り組みで、今年度は「野生生物への問い合わせ対応の自動化」「ショートステイ予約システムの導入」「健康増進補助金申請のオンライン化」「保護犬・猫のマッチング支援」「藻場のモニタリング効率化」など10件の課題が公開されました。これらに対し、Web上でアイデアを応募する形式で提案を受け付けています。
説明会は6月23日にオンラインで開催され、応募締切は6月30日。選考を経て、8月から11月にかけて実証実験が行われる予定です。採択された企業は、県と連携しながら課題解決に向けたプロトタイプ開発や実証に取り組みます。
行政現場にイノベーションを 民間技術で公共課題に挑戦
「AICHI X TECH」は、行政の現場に即した課題をテーマに、民間の先進技術やアイデアを組み合わせて実証を行う“実装型オープンイノベーション”の場として注目されています。2025年度も、採択企業には実証支援金に加えて、県職員との綿密な連携やフィードバックの機会が提供されるため、公共分野での事業展開を見据えた企業にとっては貴重な実践機会となります。
詳細は公式Webサイト（https://aichixtech.pref.aichi.jp/）で確認でき、応募・説明会参加も同サイトから受け付けています。愛知県は、社会課題の解決とともに、地域における新たなイノベーション創出を目指し、民間との連携をさらに深化させていく方針です。
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