建物設備とロボットの連携で施設管理の高度化を目指す

投稿者: | 2026-03-05

プレリリースより引用


総合ビルメンテナンス業を手掛けるコニックス株式会社(本社:名古屋市、代表取締役:吉田治伸氏)は、施設管理の最適化に向け、人とロボットの協働を前提とした「ハイブリッド運用支援サービス」を本格始動しました。ロボット導入前の検証から導入後の運用・定着までを一貫して支援する伴走型サービスです。あわせて、ロボット運用インフラサービスを提供する株式会社Octa Robotics(本社:東京都、代表取締役:鍋嶌厚太氏)との事業連携も発表しました。

ビルメンテナンス業界では人手不足が深刻化するなか、清掃や巡回、搬送などの業務においてロボットの導入が進んでいます。一方で、導入後の現場では「安定した稼働ができない」「人の業務とロボットの運用が分断されている」「業務横断での活用が進まずコストメリットを十分に発揮できない」といった課題が指摘されています。

コニックスは、こうした課題の背景には、施設管理における「人とロボットのハイブリッド運用」を推進する仕組みが十分に整備されていない点があると分析しました。そこで同社は、ロボット導入前の運用設計から導入後の実務運用、改善サイクルまでを一体的に支援するサービスを本格的に展開します。

具体的には、人とロボットの役割分担や動線設計、稼働率や省人化効果などのKPI設計を行うコンサルティングに加え、日常運用の支援、現場オペレーターへの教育、運用レポートの作成などを含めた伴走型の支援を提供します。また、複数台・複数機種のロボットを横断的に管理・可視化する運用インフラの構築も進めます。

ハイブリッド運用の標準モデル確立へ共同で取り組み

今回の取り組みでは、ロボットとエレベーターやドアなどの建物設備との連携技術に強みを持つOcta Roboticsと連携します。同社は、ロボットと建物設備の連携を可能にするマルチベンダー型インターフェースサービス「LCI」を開発・提供しており、ロボットインフラの国際標準化にも取り組んでいます。

本連携により、コニックスは施設管理の最適化に向けた「人とロボットのハイブリッド運用支援サービス」の実証と改善を進めるとともに、サービス展開を加速するための標準モデルの確立を目指します。

両社はまず、総合病院、オフィスビル、商業施設、ホテルなどを対象にサービス提供を開始し、今後は対象施設や業務領域の拡大を進める方針です。人とロボットが協働する新しい施設管理モデルの実現を通じて、省人化や業務品質の向上、持続可能な施設運営への貢献を目指します。

併せて読みたい

Nagoya Startup Newsでは、名古屋を中心に東海圏におけるベンチャー企業や新技術に関連する最新情報、業務提携に関するニュースを配信しています。東海圏のベンチャー企業や新規事業、オープンイノベーション分野に興味のある方は、以下の関連記事も併せてご覧下さい。

農業ロボット「アダム」、豊橋市で実証から実用へ 地域発の省力化支援が始動

専門知識不要のロボット撮影支援 ~映像業界のDXを加速~

次世代ロボット技術を支える「Kaki Pi」―AMATAMAによる小型AIコンピュータの挑戦