複数の解体工事業者の見積もりが簡単に比較できるネットワークサービス「くらそうね」を運営する株式会社クラッソーネ(本社:愛知県名古屋市)は、生活協同組合コープさっぽろ(本部:北海道札幌市)との業務提携を発表しました。全国で深刻化する空き家問題解決などに取り組む「くらそうね」のサービスをコープさっぽろの組合員に紹介することで、解体工事などに対する組合員の要望にスムーズに対応できる環境整備に取り組んでいきます。
複数の業者から一括見積もりが取れる注目のサービス
全国約1400社の工事会社とパイプを持つ「くらそうね」では、相続した空き家の解体や建て替え、古家購入に伴う解体工事、さらには老朽化したブロック塀や物置などに関する工事の見積もりができます。
Web上に物件情報を入力することで、すぐに地域最安値の会社や評判のいい会社など複数の解体工事業者をピックアップ。契約、工事完了までをサポートします。会社の口コミ、工事実績などの情報も分かるので、施主が納得して業者を選べる上に、解体業者と直接取引することにより、不動産会社や住宅メーカーなどを介することがなくなるため、施工費のコストダウンを実現しています。
近年、所有者や相続予定者が将来家をどうするかを考える「住まいの終活」への注目度の高まりもあり、旧サービス「くらそうね解体」を含めるとこれまで累積約7万件以上の問い合わせ実績があるサービスとなっています。
組合員180万人の「豊かな暮らし」実現を目指す
一方、スーパーマーケットや宅配事業など、暮らしに役立つ事業を道内で展開するコープさっぽろでは、空き家や建て替えによる建物の解体工事が増加傾向にあり、紹介可能な業者が不足。利用者の要望に応えられないことが課題になっていました。
今回の業務提携により、組合員約180万人に対して「くらそうね」を紹介することで、要望への円滑な対応につなげ、「豊かな暮らし」の実現を目指すとしています。