成長産業支援事業を推進するフォースタートアップス株式会社(本社:東京都港区)は、東北学院大学(所在地:宮城県仙台市)、名古屋市立大学(所在地:愛知県名古屋市)と共に、ベンチャー企業経営者の特性が企業における会計情報システムの導入と利用に与える影響に関する研究のため、「STARTUP DB(スタートアップデーターベース)」を提供し、2020年7月より共同研究を行うことを発表しました。
STARTUP DBとは
「STARTUP DB(スタートアップデータベース)」は、国内最大級の成長産業領域に特化した情報プラットフォームです。企業データベースは、12,000社を越える日本のベンチャー・スタートアップ企業の情報を保有するとともに、起業家・投資家、エコシステムビルダーの方々累計100名以上のインタビューコンテンツをリリースしています。2019年6月24日より、英語版をリリース。また、世界最大級のベンチャー企業データベース「Crunchbase」とデータ連携し、日本企業の情報を海外のプロフェッショナルに届けることで、国内の成長産業領域市場の発展に貢献しています。
会計情報システムとは
会計情報は、企業運営における重要な情報のひとつとして様々なシーンで活用されています。また、会計情報を生み出すためのシステムは会計情報システムと呼ばれており、企業が導入している会計情報システムのタイプはさまざまなものが存在します。昔ながらの帳簿を利用している企業もあれば、IT技術の進歩に伴って電子的なシステムを導入している企業も存在します。
ベンチャー企業経営者の特性から会計情報システムへの影響を割りだす
本研究では、会計情報システムを経営者の特性を用いて説明することを目的とします。ここで経営者の特性はその年齢や経歴を指します。つまり、各企業で導入される会計情報システムのタイプは、経営者の特性に影響を受けているのかどうかを明らかにすることが、本研究の主眼となります。加えて、経営者の特性が会計情報の利用の仕方に影響を与えているかについても検討するとのことです。本研究を足掛かりとして、経営者の特性が企業の行動、ひいては業績に与える影響を明らかにし、経営者・リーダー育成への知見を与えることを目指します。