AIスタートアップGAUSSが西川コミュニケーションズを割当先とする第三者割当増資を実施

投稿者: | 2020-05-18

画像:プレリリースより引用


人工知能(AI)を開発する株式会社GAUSS(本社:東京都渋谷区)は、西川コミュニケーションズ株式会社(本社:愛知県名古屋市)を割当先とする第三者割当増資を実施したことを発表しました。GAUSSは、創業当初から小売・EC業界向けに、EC業務を効率化するAIを研究開発してきました。創業100年以上の歴史がある西川コミュニケーションズが有すマーケティングノウハウやEC業界への販売チャネルを活用し、新型コロナ禍で小売業界において益々重要となるEC業務の効率化、および実業務に効果のあるAI技術を共同開発し、中部地区への顧客開拓を目指します。

ECサイト運営において最も業務負荷の高い「ささげ業務」(ECサイトに商品登録するための撮影・採寸・原稿書きの総称)を効率化するため、GAUSSの有すAI開発プラットフォーム「GFP」の画像認識と自然言語処理アルゴリズムを活用し、商品説明の原稿書きを自動生成するAIを共同開発しました。

画像:プレリリースより引用


GAUSSが提供する「GFP(GAUSS Foundation Platform)」は、AIの継続的なインテグレーションに必要な機能を包括的に提供するプラットフォームです。AIを活用するための5つの運用サイクル、①データ取得、②アノテーション、③学習、④デプロイ(API発行)⑤CI(運用)、における各工程において必要なツールの利用、開発サポートを受けることができ、AIの実装および運用における大幅な省力化・自動化を実現します。

GAUSSは、今後の共同開発の展望として、AI開発プラットフォーム「GFP」上に実装する複数のAIアルゴリズムを用いて、顧客の購買データからAIで当該顧客のセグメンテーションを推定し、顧客に対して最適なDMやカタログ・商品レコメンド・説明文生成を実現し、顧客価値の最大化・利益向上の実現を目指します。