最大100kgのブロック運搬に対応 MECの新製品「ワニブロ」が販売開始

投稿者: | 2025-04-18

プレリリースより引用


建設機械メーカーの株式会社MEC(本社:春日井市、代表取締役社長:三井裕雄氏)は、2025年4月1日よりコンクリートブロック運搬装置「ワニブロ」の正式販売を開始しました。現場作業の効率化と安全性向上を目指し、重機に装着して使用するアシスト装置として注目されています。

「ワニブロ」は、最大100kgのコンクリートブロックを持ち上げ・運搬できる装置で、フォークリフトやユンボなどの既存重機に簡単に装着可能です。つり金具や専用装置の追加が不要な点が特徴で、現場の導入ハードルを下げています。

実際の導入現場では、これまで2人で行っていたブロックの積み降ろし作業を1人で対応できるようになり、作業効率が大きく向上。作業人数の削減により人的リソースの有効活用が可能となり、1日あたりの処理量の増加、さらには現場全体のコスト圧縮にも貢献しています。

プレリリースより引用

現場の無駄を省き、全体の品質管理に貢献

「ワニブロ」の導入により、ブロックの取り扱い時に発生していた破損リスクも軽減され、安定した運搬が実現されています。これにより、建材ロスが抑えられ、精度の高い施工が可能となるなど、現場品質の向上にもつながっています。

株式会社MECでは、これまでにも“現場の声”に応える形で、耐久性と実用性に優れた建設機械の開発を進めてきました。「ワニブロ」は、その技術力と経験の集大成であり、今後も同社は建設業界に寄り添いながら、課題解決に向けた製品開発に取り組んでいくとしています。

併せて読みたい

Nagoya Startup Newsでは、名古屋を中心に東海圏におけるベンチャー企業や新技術に関連する最新情報、業務提携に関するニュースを配信しています。東海圏のベンチャー企業や新規事業、オープンイノベーション分野に興味のある方は、以下の関連記事も併せてご覧下さい。

建設現場のDXを推進 非GNSS対応のマシンガイダンス技術を3社が共同開発

“見えなかった土”が見える時代へ 「土量計算.com™」が工事現場を変える

30m超の鉄塔で雷サージを検証、セイクンが新たな実験設備を公開