工学、農業、デジタルの各分野の第一線で活躍する識者・若手経営者を招待したパネルディスカッションイベントが9月4日にナゴヤイノベーターズガレージで開催されます。コロナ禍が求めている「ニューノーマル」という社会像を変革のチャンスと捉え、地方活性化やスタートアップに向けた提案へと議論を展開します。
講演者・出演者
◇モデレーター
中日新聞社・論説主幹|島田佳幸
第二次大戦や大恐慌にも比肩される危機の中、どうピンチをチャンスに変えるか。換言すれば、何を学ぶか、が問われている。
一つのカギはデジタルや環境であろうし、また別の一つは、一極から多極化という意味も含めた「多様性」ではないかとも思う。
◇登壇者
名古屋大学・予防早期医療創成センター教授|平田仁
空間接続技術を駆使し地域社会を活性化する絶好の機会。
5G通信やデジタル機器を活用した医療システムの構築(オンライン問診、見守り機器)。
お年寄りら住民の健康管理や治療に役立つ技術開発を考える。
名古屋大学・副総長|佐宗章弘
首都圏一極集中は、パンデミックに対するレジリエンス脆弱性のみならず、これから超高齢化社会を迎える我国が持ちうるリソースをフルに活用している姿とは言いづらい。名古屋・東海・中部圏が日本の中枢都市・地域として、先陣を切ってその魅力を発信し、我国の総力を高めていく絶好の機会ではないだろうか。
株式会社スギ薬局・代表取締役社長|杉浦克典
コロナ感染拡大の状況下、パートを含めた全従業員約二万六千人に「特別手当」を支給。日常生活を支える「エッセンシャルワーカー」がいるからこそ、社会が成り立つ。そのことを理解し、感謝する雰囲気を醸成することが大切だとの考えをもつ。また、地域包括ケアの推進に注力(連携協定を13の市町村と締結)。
株式会社エムスクエアラボ・代表取締役|加藤百合子
コロナ禍での消費不振で苦境に立つ生産者を物流システムの工夫で支援。ヤマト運輸と連携して農産物の越境流通事業を始め、地域の農産物を集荷・配送する自社システムと宅配サービスを組み合わせる。デジタルと自動化技術により、スマート農業を推進する。
株式会社スピード・代表取締役|岩木勇一郎氏
リモートならではの新しい体験を学生にさせるべくデジタル機能を駆使。日本で遅れるデジタル教育を通じ、ものづくりの心と最新の技術をマッチさせ、伝統を大事にするだけでなく、新たな方法も加えながら地域を盛り上げる。
プログラム
09:30~10:00 オープニング
10:00~12:00 パネルディスカッション
詳細
※現在オンライン参加申込のみを受け付けております。
日 時:2020年9月4日(金)09:30~12:00
場 所:ナゴヤイノベーターズガレージ(名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパーク4F)+ オンライン中継(zoom)
参加費:無料
主 催:Aichi Nagoya Startup Ecosystem Consortium
( 中部経済連合会・名古屋大学・愛知県・名古屋市 等)
後援:中日新聞社
【参加方法】
オンライン参加申込者にのみ、ZOOMウェビナー参加URLをご連絡いたします。
※参加URLは前日までにメール送信いたします。
※お手数ですが、お申し込みは1名様ずつのご登録をお願いいたします。
【申込方法】
申し込みページからフォームに入力(無料)
オンライン参加:最大500名
申し込み締切:2020年9月2日(水)