オプティマインドがルート最適化技術の実証実験にパートナー企業として参画|自動配送ロボットによるラストワンマイル配送へのルート最適化技術を提供

投稿者: | 2020-12-16

画像:プレスリリースより引用


株式会社オプティマインド(本社:愛知県名古屋市)は、岡山県玉野市の協力の下で、三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区)、三菱地所株式会社(本社:東京都千代田区)、東京海上日動火災保険株式会社(本社:東京都千代田区)が実施する、自動配送ロボットによるラストワンマイル(※)配送の実証実験にパートナー企業として参画することを発表しました。

(※)
物流において、最終拠点からエンドユーザーをつなぐサービスのこと。物流サービスで、お客様に商品が届く際の最後の1区間を指す。

オプティマインドが参画するラストワンマイル配送の実証実験

三菱商事・三菱地所・東京海上日動は、岡山県玉野市の協力の下、2020年12月4日から小型自動配送ロボットを活用した公道上でのラストワンマイル配送の実証実験を開始。本件は、昨今開発が進む自動運転技術により、近い将来に中長距離幹線輸送やラストワンマイル配送においても普及が期待される無人配送に関する新たなビジネスモデルの可能性を検討します。今後も2021年2月以降に茨城県筑西市に於いて、更なる実証実験の実施を予定しています。

なお、政府の「成長戦略実行計画(令和2年7月17日閣議決定)」においても、低速・小型の自動配送ロボットの社会実装に向け、「遠隔監視・操作」型の公道走行実証を可能な限り早期に実現し、その結果を踏まえ制度設計の基本方針を決定するものとされており、本実証は、こうした政府方針を踏まえて行われます。

Loogiaの提供

本実証実験において、オプティマインドが開発する「Loogia」が顧客注文情報などを基に計算した配送順と走行経路を、株式会社ティアフォー(本社:愛知県名古屋市)が開発する自律走行ロボット「LogieeS」に提供することで、公道を利用したロボットによる商品配送実現を支援します。

配送ロボットをはじめとした自動運転配送が社会実装される近未来においては、人手を介在することなく配送情報などのデータが行き交うこととなり、配車管理および配送順・走行経路を自動で計算するアルゴリズムは、より一層、必要不可欠な技術・社会インフラとなります。オプティマインドは、「Loogia」を自動運転車両やロボットに対して提供していくことを見据え、本実証実験に取り組んでいくとのことです。