知財マッチングを通じて知的財産の活用と新製品開発を支援する、PATRADE(パットレード)株式会社(本社:名古屋市中区)は、2020年1月14日(火)より、特許・意匠・実用新案をクラウド上で管理・維持ができるサービス「PATKEEP」をリリースしたことを発表されました。
知的財産権の管理・維持はこれまで紙ベースで行われてきました。しかし、「特許事務所とのやり取りが煩雑」「特許庁への手続き期限が分かりにくい」「権利毎に手続きをしなくてはいけない」という問題があり、このような問題を解決するため「PATKEEP」を開発したとのこと。
国内での特許権所有件数は年々増加傾向にあり、2016年度から2017年度にかけては約19,000件増加している。2017年度における利用率(利用件数 /所有件数)は48.4%となり、2014年度以降50%を下回っている。(特許庁|知的財産権の利用状況調べ)利用率が伸び悩む中、パットレードは知財マッチングを通して、眠れる知的財産の価値最大化を目指します。
パットレードは今後、世の中に眠っている特許権と商品開発を行う企業のマッチングを促進する独自の知財マッチングデータベースを構築し、特許権者である企業・個人発明家が特許権をWeb上に公開するプラットフォームとして、マッチングを希望する特許権者と商品開発企業とのアプローチを支援していくとのことです。