【特集】愛知県雇用労働相談センター×ものづくり拠点SENTAN|ものづくり起業家の「人」に関する課題とは?

投稿者: | 2019-12-26
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働き方改革の流れの中で、週末起業やプロジェクト型起業の多様化が著しく進んでいます。愛知県内でも、企業に勤める傍らで行政のスタートアッププログラムに参加をする方も増えてきています。今回登場する、愛知県豊田市にあるものづくり創造拠点「SENTAN」も、平日夜や休日の時間を使って、ものづくりのプロジェクトを進めるプレーヤーがアクセスする場所の1つです。

国家戦略特別区域法に基づいて設置されている愛知県雇用労働相談センターでは、労務・企業法務の訪問サービスを無料で実施しています。今回の記事では、同センターの相談員である社会保険労務士の山下氏(トップ画像左)と、豊田市役所ものづくり産業振興課ものづくり創造拠点担当の浅見氏(トップ画像右)が対談し、ものづくり起業家がクリアすべき雇用に関する課題について語り合ってもらいました。

ものづくり創造拠点「SENTAN」とは?

ーまずはじめに、SENTANについて教えて下さい。

浅見:ものづくり創造拠点 SENTANでは、私の所属する「豊田市ものづくり産業振興課」 と、「とよたイノベーションセンター」、「豊田市ものづくりサポートセンター」の3つの支援機関が集約されていて、ものづくり企業・団体の 「新たな事業展開」「イノベーション創出」「ものづくり人材育成」を総合的に支援する場所になっています。

具体的には、登録する団体・企業への活動場所の提供や、起業・事業創出に関する情報提供やセミナー等各種事業を行っています。

浅見:また、金工・木工・レーザー加工・組立エリアなどを備え、各工作機械を利用することもできる場所となっています。

ーまさに、ものづくりのゼロ→イチをサポートする場所と言えますね。

ものづくり起業家の「人」に関する課題とは?

ーSENTANには、利用者の方が事業の相談をできる機能もありますよね。雇用や労働に関する相談で、頻繁に受けるものがあれば教えて下さい。

浅見:事業化しようと思ったタイミングで、雇用のハードルにぶつかる機会は多いのではないでしょうか。

平日の昼間は勤務先で働きながら、平日夜や土曜日を使って、SENTANで同志の方とプロジェクト的に活動をしている利用者の方は多いです。技術者としてプロフェッショナルの方は多い一方で、全員が事業や起業に関するスペシャリストであるわけではありませんので、プロジェクトを収益化させる段階で、「これからどうしていくべきか?」と相談に乗る機会があります。

ー社労士の視点で考えると、このような場合、事業化するタイミングで留意すべきことはなんでしょうか?

山下:まず、「代表(事業責任者)は誰がやるのか?」「利益はどう分配するのか?」は決めたほうがいいですよね。そして、事業化する上で、雇用の課題は付き物です。

SENTANをご利用されている方以外でも、副業的に事業を始めることを検討している方もいるはずです。クリアすべき課題は多いですが、まず以下の留意点をチェックすることから始めてみてください。

勤務先とチェックすること
□副業や兼業で事業を起こすことは、勤務先の企業から認められているか?
□勤務先での本業に支障は出ないか?
□技術や知的財産の流出はないか?
□勤務先の利益を損なうようなものではないか?

メンバーとチェックすること
□利益は出すのか?出さないのか?
□代表は誰がやるのか?
□法人にはするのか?(株式会社の場合は)
□メンバーの雇用契約はどうするか?(役員or正社員or業務委託)

ー勤務先とメンバーの両面でチェックするべきことがあるのですね。

山下:同志の方で集まると、モチベーションの高い人が集まるメリットがある反面、どうしてもメンバーがプレーヤーだけに偏って、事務的な仕事を疎かにしがちです。しかしながら、事業化をする際は、利益を出すことと同じくらい、しなければならないバックオフィスの業務があります。独立して起業するよりも、会社に勤めながら起業するほうがクリアすべき課題が実は多いのです。

副業や週末起業の推奨が進んでいる世相ではありますが、企業側のルールづくりが追いついていない場合もあります。また、所属する企業によって就業規則はバラバラで、例えば、他の会社の役員をやってはいけないと規定している会社もあります。

ー早く事業化するためには、どうしたらよいのでしょうか?

山下:勤務先の企業と相談してから、事業化することが一番の近道だと思います。また、収益が発生した場合のことをメンバーと相談してから、プロジェクトをスタートさせることも大切です。

SENTANと愛知県雇用労働相談センターをどう利用していくか?

浅見:SENTANとしては、技術力がある方のアイディアを形にするための、ハード面でのサポートはできます。

山下さんのお話をお伺いしてみて、アイディアを形にするフェーズはSENTANをご利用して頂いて、いざ事業化しましょうというフェーズで、愛知県雇用労働相談センターのサービスを使ってみることは良いかもしれないと思いました。

ー愛知県雇用労働相談センターの拠点はウィンクあいち内ですが、センターのサービスは豊田市もカバーしているのでしょうか?

山下:もちろん、カバーしています。社労士による労働条件通知書の簡易アドバイスや、就業規則の簡易チェックなどの訪問サービスも無料で実施しています。SENTANにお伺いすることもできますので、事業化する上でぜひ雇用・労働に関する相談をしてください。

複数人で事業をする場合、雇用に関する課題は必ずクリアしなければなりません。愛知県雇用労働相談センターでは、まだ雇用が発生していない段階でも相談に乗ることができますので、ぜひ気軽にご利用ください。

浅見:SENTANと愛知県雇用労働相談センター、この2つの場所が手を組んで、豊田市からものづくりのプレーヤーを一人でも多く輩出できたらいいなと思っています。

編集部まとめ

SENTANと愛知県雇用労働相談センター。起業家を支援する施設として、それぞれの立場で解決すべき課題と拠点の活用方法を語っていただきました。ものづくりでゼロから事業をつくる場合はSENTANを、本格的に事業化するタイミングで「人」に関する相談をする際は愛知県雇用労働相談センターを活用してみてください。

SENTANからのお知らせ

市内製造業者の新たな事業展開を支援することを目的に、豊田市で初めて「ピッチイベント」を開催します。豊田市から生まれた新たな技術・製品を持つ8人の登壇者が、企業や投資家、メディアなどに対し、プレゼンテーションを行い、事業拡大(販路拡大、資金調達、メディアへの露出など)や外部との事業提携・オープンイノベーションの創出を目指します。ご興味ある方はぜひご参加下さい。

日時:令和2年1月23日(木) 午後3時~6時
場所:ものづくり創造拠点 SENTAN(豊田市挙母町2-1-1)

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