東海コープが、TACT提供の音声認識による電話の自動音声注文サービス「AIコンシェルジュ」を導入開始

投稿者: | 2020-04-15

画像:プレリリースより引用


USEN-NEXT GROUPの株式会社TACT(本店:東京都品川区)は、東海3生協(コープぎふ、コープあいち、コープみえ)を会員とする東海コープ事業連合(本部:愛知県名古屋市)へ、音声認識による自動音声注文サービス「AIコンシェルジュ」を導入することを発表しました。

株式会社TACTは、主にコンタクトセンター事業やAIを用いた自動応答コンタクトセンターを提供する企業です。

一方、東海コープは、3生協から商品の企画・開発・調達、物流、情報システムなどの事業の一部を委託された連帯組織です。

注文センターにおいて、現行サービスでは無人の自動注文システムであるにも関わらず、利用時間帯の制限や昔ながらの機械音声に対する不満から、途中で離脱してしまう組合員が一定数おり、有人の注文センターへの電話が減らないといった課題を抱えていました。

このような課題を解決するため、新たに導入されたのが、話し声で注文番号や個数を認識可能な「AIコンシェルジュ」による自動音声注文サービスです。組合員が電話をかけると、組合員番号や電話番号をリアルタイムで音声認識し、注文したい商品番号を話すと自動的に注文を受け付けることができます。

従来の「ダイヤルプッシュ式」注文にも同時対応しており、音声とダイヤルプッシュ式を併用して注文を受け付けることが可能。また、早朝や深夜を含む「24時間365日」の受付対応が可能となり、ピーク時の混雑解消が期待できます。さらに、人手不足が深刻なコールセンター業界では、テクノロジーを活用した本サービスの導入により、オペレーター体制不足時のフォロー窓口としても利用可能です。

TACTは今後、AIや新しいテクノロジーを用いて、さらなる東海コープ組合員の利便性向上を目指し、新機能の開発やサービスの追加を進めていくとのこと。