「お口の健康」から笑顔あふれる社会を| TSUYOMI株式会社 森氏にインタビュー

投稿者: | 2019-01-15
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タブレット状で、噛めば歯磨きにもマウスウォッシュにもなる「KAMIGAKI(カミガキ)」。昼食後や出張先での、手軽な歯磨きをサポートする製品です。そんなKAMIGAKIの開発・販売を手がけるのは、名古屋のベンチャー企業、TSUYOMI株式会社。同社代表取締役社長の森 健一氏に、KAMIGAKIについて、詳しくお話を聞かせていただきました。

森 健一|プロフィール

1968年生まれ、三重県四日市出身。起業以前は医薬品メーカーで営業職に従事する。2017年7月にTSUYOMI株式会社を設立。噛んで歯を磨くKAMIGAKI(カミガキ)を販売。

歯磨き&マウスウォッシュとして使える新しいタイプのタブレット型歯みがき

水元:起業までの経緯を教えてください。

森:起業前は、医薬品会社で営業職をしていました。あるとき、環境の変化があって。違う職でサラリーマンをするのか、自分がやりたいと思っていたことをやるのかを考える機会があったんですね。実は、弊社が4月に発売した「KAMIGAKI(カミガキ)」のような製品を、サラリーマン時代から探していたんです。

そこで、当時お世話になっていた協力会社の方に「こういう製品を作りたい」とお話ししたところ、「森さんとならぜひやらせていただきたい」とお返事をいただいて、起業を決意をしました。厚生労働省の許可がある工場でないと製造できないので、3年ほどの時間をかけて探し、ご縁があったその会社さんと一緒にKAMIGAKIを作ることにしました。

水元:KAMIGAKIはどのような製品ですか。

森:タブレット型の歯磨きで、「歯磨き」と「マウスウォッシュ」、2通りの使い方ができます。タブレット1粒を歯で噛み砕くと、口の中に泡が広がり、ブラッシングして水ですすげば「歯磨き」になります。ブラッシングせず、そのまま水ですすげば「マウスウォッシュ」としても使用できるんです。

水元:タブレット状なら、持ち運びもしやすく、衛生面も安心ですね。

森:そうですね。それから、“噛む”という行為も、お口の健康にとって欠かせません。噛むことで唾液が出てきて、口の中の渇きを防げます。それが、インフルエンザや風邪予防、体調管理にも役立つんですよ。

水元:これまでの歯磨きになかった“噛む”という行為に価値があるんですね。とはいえ、従来の歯磨きの方が口の中をきれいにできそうなイメージがあります。実際の使用感はいかがでしょうか。

森:お客さまからは、こんな声をいただいております。

  • 介護などの場面で口内洗浄が大変なのですが、タブレットならこぼれる心配がなく、シニアの方でも使いやすい
  • 飛行機などの出張の際でも持ち運びが便利
  • お客さんと会う前、匂いのあるものを食べたときに便利
  • 液体のマウスウォッシュよりも、泡の方が歯磨き後の感覚に近くてスッキリする
  • 飲み会の後など、歯磨きが面倒なときでもサッと口を洗浄できる

モニター調査で、実際にKAMIGAKIを使用していただき、どのような場面で使用したいかをお聞きしたところ、外出先・昼食後に使用したいということもわかりました。

サラリーマン時代の「こんな製品があったらな」から誕生したKAMIGAKI

水元:KAMIGAKI誕生のきっかけを教えてください。

森:営業をしていたとき、昼食後の大事な商談に備えて、歯磨きをしたいと思っていたんです。お口をスッキリさせてからお客さまをお迎えしたいという思いからですね。かと言って、液体歯磨き粉を持ち歩くとカバンの中でこぼれてしまうかもしれない。それに、濡れた歯ブラシを持ち歩くのも衛生的によくありません。

仕事中に眠気を感じて、気分転換したいと思ったときも、「手軽に歯磨きできる製品があればいいな」と思っていました。それに、医薬品会社で勤めていたとういうこともあり、「お口の健康」が大切で、体の健康に繋がるという意識もあって。

水元:昼食後に歯磨きをしたい人は多そうですが、自宅以外で手軽にするのは難しいですよね。

森:弊社が実施したアンケート調査によると、64%の方が1日3回の歯磨きをしたいと考えているのに、実際に3回磨いているのは約半分の37.3%(歯磨きに対する意向調査 2017年9月) でした。その理由としては3つ。「荷物がかさばる」「濡れたものをバッグに入れたくない」「会社には常備しているが常に会社にいるわけではない」が挙げられます。

世界中で使用してもらえる製品に!

水元:今後の事業展開はどのように考えていますか。

森:KAMIGAKIについては、現在スギ薬局さんや東急ハンズさん・ロフトさん・マツモトキヨシさんなどでも取り扱っていただいております。それから、すでに中国へ商品を届けており、2018年の12月よりシンガポールと台湾で商品を販売をスタートしております。

また、タイ、ベトナム、インドネシアからもお話をいただいていて、今後は販売店舗を増やし、日本だけでなく、海外での販売にも注力していきたいと考えています。

歯磨きの歴史を振り返ってみると、粉状の歯磨き粉からチューブ状の歯磨き粉。そして液体状が誕生してから、イノベーションが生まれていないんです。そこで「第三の歯磨き」と称して、もっと手軽にお口のケアをして、お口の健康から自分自身の健康を目指してもらいたいと思います。

水元:先ほどのアンケート調査から、昼食後に歯磨きをしたいと思っている人は多いので、需要はありそうですね。

森:現状は30粒で約1,000円で販売しているので、今後はユーザーの方にとってもう少しリーズナブルな価格を設定し、より多くの人に使っていただきたいですね。また、会社としては「お口の健康」を目指すプロダクトやサービスにも着手していきたいと考えています。

水元:では最後に、KAMIGAKIにかける想いをお聞かせください。

森:好きなものを食べて好きなことを話し、元気に笑うことが、生きていく上で本当に大事なことです。食を楽しむためには、健康なお口がなければできません。話したり笑ったりすることも、健康なお口があってこそです。

KAMIGAKIという製品を通して、全ての人のお口の健康からその人自身の健康、そして笑顔あふれる社会の実現を目指していきます。「お口の健康を通して笑顔で生きる喜びを」を目標に掲げ、世界中で使用していただくため、より多くの声を聞いて、より良い製品にしていきたいですね。

水元:ありがとうございました。

編集部コメント

実際にKAMIGAKIを使用してみると、噛んで歯磨きをするのが、新しい体験でした。飲み込んでしまうこともなく、実際の歯磨き後のスッキリ感がありました。販売店舗数、フレーバーの種類も拡大していくそうなので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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