中小・ベンチャー企業必見!愛知県雇用労働相談センター主催「労務・人事セミナー【特別版】」が1月11日(金)に開催

投稿者: | 2018-12-27



愛知県雇用労働相談センター
主催の「さらなる成長を目指す労務・人事セミナー」が、ウインクあいち10階1002会議室にて2019年1月11日(金)に開催されます。

今回のセミナーは、池 尚大氏(デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社HR領域支援担当)と後藤 宏氏(愛知県雇用労働相談センター相談員、社会保険労務士)を講師とし、2つのパートで構成されています。池氏、後藤氏の順に、「中小・べンチャー企業向け採用戦略のポイント」、「人材採用の際に重要な労働条件通知書のポイント」をテーマにした内容です。主に中小・ベンチャー企業を対象に、労務・人事に関する効率的手法や注意点を解説するセミナーとなっています。

今回、セミナー講師の池氏に、セミナーの内容や、地方の中小・ベンチャー企業の採用の現状と対策についてお話をうかがいました。

池 尚大|プロフィール
1979年生まれ、大阪府出身。関西学院大学卒業。在学中に人材ベンチャーを創業。2003年に株式会社リクルートホールディングスに入社し、マーケティング、中小・ベンチャー企業関連の新規事業立ち上げ、採用・組織開発などに携わる。リクルートに約15年間勤めた後、デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社に入社。現在はHR領域(採用・組織開発)支援担当として、福岡オフィスで活躍。

優秀な人材を獲得するために


若目田:今回の「さらなる成長を目指す労務・人事セミナー」は、2つのパートに分かれていますね。池さんのパートではどのようなことをお話するのですか。

池:人材獲得競争を勝ち抜いていくための考え方と方法を、3部構成でお伝えします。

1つ目は、今なぜ採用が難しくなっているか、なぜ採用が大切なのか。2つ目は、中小企業やスタートアップ、ベンチャー企業にとって、採用面での課題は何か。3つ目は、それを解決していく方法です。

若目田:起業して、HR領域にも長らく携わった池さんだからこそ展開できる内容ですね。

池:3つ目の解決法には、3つのステップがあります。まず採用の戦略的設計、次にその戦略をどう具体的な方法論に落とし込むか、最後にその戦術をどう実行するのか。当日は、この3つ目の内容を重点的に話します。

地方の中小・ベンチャー企業の採用には「正しいやり方」がある

若目田:最近は、東京の中小企業やベンチャー企業でも、採用について困っているところが多いと思います。そのため、地方での採用はとりわけ厳しい状況です。池さんは、地方の採用ならではの課題はなんだと思いますか?

池:大きく2つあると思います。

1つ目は、採用のやり方がわからなくて、採用に対して消極的になってしまう企業が多いということ。

2つ目は、採用について考えてはいても、やり方もわからずに自力でやろうとしている企業が多いことです。

若目田:つまり、採用の正しいやり方を知らない企業ということですか。

池:はい。原理・原則を押さえれば、東京から優秀な人材をUターンで獲得することは可能です。さらに、社内の人材をステップアップさせていくこともできます。採用に対してお金をかけない方法もあれば、より良いお金のかけ方もあります。地方にはそのことを知る手段がなかなか無いと思います。

また、東京の採用市場は激化しており、その手法は非常に洗練されています。同じような手法では勝てません。地方の企業は、地方ならではの魅せ方、戦い方をする必要があるんです。

逆に、そのやり方を押さえていれば、地方であっても欲しい人材は取れます。セミナーでは、この実例に関してもお伝えします。

若目田:その会社らしい採用の手法をしっかり考えれば、地方でも採用は難しくないということですね。その手法について教えてください。

池:例えば企業の中には、採用に関して、メディアやエージェントに丸投げしているところも少なくありません。それは非常にもったいないことだと思います。メディアもエージェントも、有効に活用すれば採用は上手くいきます。

また、社長や人事担当者1人だけで採用を行う企業もありますが、特に中小企業やベンチャーでは、そのやり方は上手くいきません。ほとんど実践されてないケースが多いですが、チームアップの仕方が非常に大切になります。このやり方は採用を機にチームの結束力も強まり、逆にチャンスになると思います。

このことも、セミナーでは詳しくお伝えします。

若目田:無料でここまで充実した内容なのは驚きですね。

セミナー参加で東海を勝ち抜く採用戦術を身につける


若目田:このセミナーは特にどんな人にとって有益だと思いますか。

池:社長や人事担当者が1人ですべての採用に携わっている、中小企業やベンチャー企業です。そういう人の中には、総務などを兼務でやっている人も多いです。

そういった採用に力を入れる余裕がなくて、効率的な採用方法が知りたいという人は、学ぶことが多いセミナーになると思います。

若目田:最後に、セミナーに興味のある人に向けてメッセージをお願いします。

池:ベンチャー企業の中には、あまりお金がないところが少なくありません。そのため、人事・採用コンサルを雇うことが難しい。しかも、そういう企業に対してのサポートは、今はまだあまり充実していません。

私は、ここ半年くらいベンチャー企業のHR支援に取り組んでおり、ベンチャー採用に関する知見には自信があります。そのため、かなり具体的かつ実践的な採用戦術をお伝えできると思います。

当日いらっしゃる人は、採用に関して困ったことを遠慮なく質問してほしいと思います。また、セミナーの後半パートでは、実際に採用する時のルールや具体的な手続きについて学ぶことができます。当日は愛知県雇用労働相談センターの社会保険労務士・弁護士にも相談できるので、この機会にぜひお越しください。

若目田:ありがとうございました。

編集部まとめ
学生起業、リクルートで事業やHR領域について成功体験を積み重ねてきたトーマツベンチャーサポート池氏。採用の課題が多い名古屋で、このような講座を受ける機会は貴重となってきます。今回のインタビューを読んで、池氏やイベントに興味を持った方は、ぜひ会場に足を運んで頂ければと思います。

イベント詳細
日時:2019年1月11日(金)13:30~16:30(開場 13:15)
参加費:無料
定員:60名
申込方法:以下のお問い合わせ先の電話、FAX、メール、もしくは申込フォームから。
会場:ウインクあいち10階1002会議室(〒450-0002 名古屋市中村区名駅4丁目4-38)

お問い合わせ
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Tel:0120-544-610 Fax:052-563-5262 Mail:info@aichi-elcc.jp
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