国内最低床クラスの搬送ロボット「AMR-160」で搬送業務の効率化を実現

投稿者: | 2025-01-16

プレリリースより引用


株式会社GEクリエイティブ(本社:名古屋市、代表取締役:畠山丈洋氏)は、2025年1月15日に可搬重量500kg級のリフトアップ式で国内最低床クラスとなる自律走行搬送ロボット「AMR-160」を公開しました。超低床かつスリムな設計により、これまで導入が難しかった現場でも柔軟に対応し、工場や倉庫の自動化・DX化を推進します。

製造・物流業界のDXを支える「AMR-160」の多彩な機能

「AMR-160」は高さ160mmの超低床設計で、既存の什器や手動台車をそのまま活用した自動運用が可能です。幅530mmのスリム設計により、特殊なラックや狭いスペースにも対応でき、スモールスタートでの導入を実現します。
さらに、リフトアップ機構により最大500kgの資機材を30mmリフトアップ可能で、工場設備の大規模な改修を行わずに搬送作業の自動化を実現します。AGVハイブリッド走行機能で停止位置精度を向上させ、PLC連携による完全自動運用にも対応しています。

加えて、フリート制御や自動充電対応など多様なオプションが用意されており、顧客の自動化ニーズに柔軟に対応します。全ての工程が日本国内で一貫して行われているため、導入後のトラブルにも迅速に対応可能です。

製造・物流業界の課題解決へ、ロボット技術が描く未来像

「AMR-160」は、既存の生産ラインや倉庫内での作業を効率化し、人手不足の解消や従業員の負担軽減に貢献します。AGVハイブリッド走行とPLC連携により、従来の装置やシステムとの連携もスムーズに行え、製造現場の自動化を加速します。

GEクリエイティブは、今後も「AMR-160」をはじめとする自律走行搬送ロボットのラインアップを拡充し、製造業や物流業界のDX化推進に貢献していく方針です。

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