マップフォーは名古屋大学発の3次元地図の技術開発を進めるベンチャー企業です。2016年の設立以来、位置推定技術や地図作成技術の研究成果を自動運転の実証実験に従事しています。
SMHDとソミック石川は、ソミック石川が国内トップシェアを誇るボールジョイント製造で培ったサスペンション機構のノウハウを生かした、走破性・汎用性の高い自動走行車台を開発し、サービスロボットの分野での製品化を目指しています。2020年9月29日には、自律走行ロボット活用で重筋作業の自働化をする促進サービス「SUPPOT」のテストマーケティングを開始。
これらの取り組みの一貫として、農林水産省が主導する「スマート農業実証プロジェクト」に、静岡県・浜松市・JA/生産者・機器メーカーで構成される「静岡県スマートみかん実証コンソーシアム」のメンバーとして参加しています。
今後、SMHDが果樹園用に運搬補助ロボットを改良・導入管理をしていくにあたり、マップフォーの3次元地図・自己位置推定技術と連携することで、より高度な制御システムを実現し、プロジェクトのゴール達成に向けて共創していくとのことです。