社会課題に挑む若者8組が採択 ~ Co-Do:TECHが半年間の支援プログラムを始動 ~

投稿者: | 2025-09-05

プレリリースより引用


社会課題の解決に取り組む若者を支援する伴走型プログラム「Co-Do:TECH(コドーテック)」は、2025年8月6日から8日に名古屋市で実施したスタートダッシュキャンプを経て、採択者8チームを決定しました。今後半年間にわたり、プロダクトの開発や実装に取り組み、2026年2月には成果発表の場として「DEMODAY」が開催される予定です。

「Co-Do:TECH」は、経済産業省の補助事業「AKATSUKIプロジェクト」の一環として実施されており、地方における若手人材の育成と社会課題の解決に資する事業の創出を目的としています。今回の採択では、東海地域から約30名の若者がスタートダッシュキャンプに参加し、情熱や課題意識をもとに選考が行われました。

プレリリースより引用

採択された8チームは、就職・教育・防災・エンタメ・スポーツ・農業・起業支援など、多様な分野で社会的課題の解決を目指しており、大学生や高校生、若手起業家など、さまざまな背景を持つ人材が集まりました。今後はプロジェクトマネージャー(PM)やテックメンターによる伴走支援のもと、プロダクトの実装を進めていくとしています。

講義と合宿で実践力を育成 事業の社会実装を支援

プレリリースより引用

本プログラムの特徴は、PMとテックメンターによる「二層の伴走体制」にあります。PMにはForbes JAPAN 30 UNDER 30選出者や、IT業界で豊富な実績を持つ起業家・実務家が参画し、事業性と社会性の両面から支援が行われています。

8月下旬には、採択チームを対象とした「ブースト合宿」が実施され、仮想理事会形式のフィードバックや、起業家による講義、チームビルディングなどを通じて、事業計画や資金活用方針の具体化が図られました。今後は11月の中間合宿や個別メンタリングを経て、2026年2月に開催予定の「DEMODAY」で成果が披露される予定です。

主催の株式会社レジスタおよび一般社団法人OWN WAYは、東海・静岡エリアを拠点に若手人材の起業支援やソーシャルイノベーター育成を展開しており、地域から社会的価値の高い人材を生み出す仕組みづくりに注力しています。

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