いまの就活生に伝えたいこと|名大発ITベンチャー 株式会社DUOのVR事業部長 荒木氏にインタビュー

投稿者: | 2018-12-01
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名古屋大学発ベンチャーの中でも注目度の高い株式会社DUO。エンタメ領域でアミューズメント事業、VR事業を運営している企業です。2017年8月からは東京にもオフィスを構えたり、2018年10月にバーチャル配信アプリ「IRIAM」をリリースしたりと、著しい成長を見せています。今回は、25歳の若さでVR事業部長を担う、 荒木 友治氏にお話を伺ってきました。

荒木 友治|プロフィール
1993年生まれ、福井県出身。名古屋大学工学部電気電子・情報工学科卒業。2017年4月株式会社DUOにジョインし、VR事業部を立ち上げ、企画運営を行う 。2018年9月、VR事業部本部責任者に就任。「ミライアカリ」プロデュース、VTuber事務所「ENTUM」運営、バーチャルライブ配信アプリ「IRIAM」の3事業を統括する。

幅広く活動した大学時代


水元:まず、荒木さんの大学時代について教えてください。

荒木:名古屋大学では研究室に入るまで物理系のことを学び、研究室に配属されてからは、半導体設計をしていました。具体的に言うと、バイオセンサーをつくってましたね。血糖値の変化を電圧の変化として測る、超低消費電力センサの開発をやっていました。

水元:何か課外活動はやっていましたか?

荒木:名古屋大学の学祭実行委員会に半年間所属していました。学園祭などのイベントを企画・運営することが主な活動内容です。

また、私が大学2年くらいのときに名大生で教育系の事業を立ち上げた方がいて、それに興味を持ち、塾の立ち上げからアルバイトとして参加していました。

その合間に、別の学生団体でも活動していました。主に大学側と連携してイベントを運営する団体でした。

水元:いろいろな活動をされていて、非常に意識が高いですね。

荒木:どちらかというと、大学の勉強よりも課外活動に興味をもってましたね。組織を作ってひとつの目標を達成したり、その中でお金を稼いだりすることに興味があり、何か見つけては行動していました。半年スパンでメインの活動は変わっていましたね。

4年生の秋頃には、フィットネスジムのアルバイトをやっていました。ベンチャー企業だったのもあって、デザインやイベントの運営など、大学生の自分でも手伝えることが山程ありました。その中でも、デザイン業務が特に勉強になりました。人に何を見せたら、そして人はどう行動するのか、みたいなことを学びましたね。

水元:非常にたくさんのことを短い期間で経験されてますね。

さらなる挑戦のため、DUOへ


水元:どのように今勤めている DUOを知りましたか?

荒木:実は、Nagoya Startup Newsを運営している、名古屋スタートアップ株式会社の代表の若目田さんの紹介なんですよ。

映像制作をしていた時期に多くの人と繋がりを持とうと、さまざまなイベントに参加しており、その過程で学生起業していた若目田さんと知り合いました。そして、私と同世代かつ同じ名古屋大学の学生が経営するDUOという会社があると紹介してもらいました。

水元:それから、なぜDUOに入ろうと思ったんですか?

荒木:当時映像制作を行っている中で、生きていくために物をつくって世に出して対価を得ることは、思っているよりも難しくないなと感じるようになりました。社会的に影響を大きく与えられるものを作るために、DUOに入ることを決めました。

というのも、当時私の中で掲げていた目標は、大きな評価を得られる成果物を生み出すことでした。個人で制作できるものへの限界を感じていたため、周りを巻き込んでものづくりができる環境を求めていた時に、DUOに出会いました。DUOが持つ『新事業を創り出す』ことへの熱量に魅力を感じ、ここで挑戦したいと思いました。

水元:DUOに飛び込んで、さらに次の挑戦をしたかったんですね。ベンチャーという点はネックに感じなかったのでしょうか?

荒木:大手企業に入ればそれだけ大きい事業には携われますが、自分の働き方のコントロールは難しいですよね。私は自分のやり方で働いたり、個人としてより良いものをつくりたいと思っていました。そういう自分の考えに合いそうな会社を探し続けた結果、DUOというベンチャー企業で働くことを決めました。

DUOという環境への感謝


水元:現在、荒木さんはDUOのVR事業部に所属していますよね。そこでの荒木さんの役割についてお聞きしたいです。

荒木:私はVR事業部のプロジェクトを推進させるのが大きな役割です。メンバーの業務を円滑に進めるためにロードマップを制作したり、戦略を立案するための事前調査やレポートの制作、各業務のサポートをしています。

水元:DUOで働くなかで、やりがいを感じる瞬間はどんなときですか。

荒木:いま喜びを感じるのは、自分が採用に携わったメンバーが大きな成果を出した時や、提案した施策が業務効率化に結びついたときです。また、メンバーとの関わりの中で、良いものが社会に出し続けることができる環境をつくれたときに、やっていて良かったなと思います。

水元:荒木さんの考えが、DUO全体の実績に繋がるところにやりがいを感じるのですね。DUOに対する想いを聞かせてもらえますか。

荒木:私はこの会社にとても感謝しています。そして、私が会社を大きくしていきたいと強く思っています。

DUOの代表たちと出会ってジョインしたときから、今まで会社が嫌だと思ったことはないんですよ。細かいことでタフな仕事だなと思ったことは何回もありますが、この会社や働く環境に不満は一切ないです。

代表2人が良い会社にしたいという想いがあるから、DUOは多くの人を引き寄せる会社になったと思います。それで、代表2人の人間性に惚れたり、DUO自体をいいなと思って入ってくれる人たちがいるのでしょうね。なんだか、惚気みたいな感じになっちゃいましたね(笑)

就活生に伝えたい、ベンチャー企業のこと


水元:ベンチャーを知らない就活生やベンチャーに興味がある就活生へ向けて、メッセージをお願いします。

荒木:世の中には、星の数ほど会社があり、人もいます。その中で、よく考えずになんとなくベンチャーを選ぶのは、私はリスキーな行動だと思います。ただ、私自身は成長環境を与えてくれたDUOというベンチャーに感謝しています。

水元:今の学生はどのように就活していくのがいいと思いますか?

荒木:私は一般的な就活をしていたわけではないので、採用者目線で話させていただきますね。

私はこの1年半ほどベンチャーの事業部のトップとして、いろいろな人の採用に携わってきました。その中で私が採用したいなと思う人には共通点があります。それは本当に素直で、外に出しても恥ずかしくない人です。

水元:もう少し詳しく聞かせてください。

荒木:ベンチャーで働くと、職種を問わずいろんな仕事をすることになります。また、さまざまなシーンで、仕事を円滑に進めるために、相手の心の機微を読み取るようなことが度々発生するんですよ。

だから、その人を会社の外に出したときに会社の価値が上がるかどうか、その人を他の人に紹介したくなるかどうかは、私の中では大きな判断基準となります。

大手の会社で言えば、その人が会社にとって価値があることが大事。ベンチャーであれば、社員1人が会社の顔になりやすいので、その人が外からどう見られるかがさらに大事です。就活生はそういう部分を意識した方がいいかもしれませんね。

水元:自分が会社の顔となったときに会社の価値を上げられる人がいいということですね。

荒木:そうですね。また、ベンチャーを就職先に考えるということに関して、名古屋より東京の方が有利と考える人は結構いると思います。もちろん東京には優秀な人は大勢いますが、すごくレベルが離れているわけではないです。

名古屋で活躍できる人は、東京でも活躍できるポテンシャルはあります。活動する場所に関しては言い訳はできません。

具体例というとおこがましいですが、DUOがそうですよね。名古屋大学の2人が学生起業して、今は東京でも活躍して他の企業と台頭するような売上や実績を出しています。地方だから、という言い訳はもうできない時代じゃないかなと考えています。

水元:ありがとうございました。