名古屋市が先進技術を活用した社会実証を支援する「Hatch Technology NAGOYA 2020」の参加企業を募集

投稿者: | 2020-07-28


名古屋市は、技術の研究開発や社会実装を促進し、先進技術を有する企業等の集積を図るため、様々な課題に対応する先進技術を活用した社会実証を支援する「Hatch Technology NAGOYA(ハッチ テクノロジー ナゴヤ)2020」を実施することを発表しました。

「Hatch Technology NAGOYA 2020」では、名古屋市が提示した行政課題や社会課題の解決策を持つ企業等を募集するとともに、名古屋市等の施設やサービス等を社会実証の場(フィールド)として活用したい企業等を募集しています。

課題提示型社会実証支援


動画:7月17日に開催した課題提示型社会実証支援 説明会の録画

名古屋市が提示した行政課題や社会課題の解決策を持つ企業などを募集しています。

名古屋市の庁内から集めた社会課題、行政課題に対して、先進技術を活用した解決策を企業等から広く募集し、選定した実証プロジェクトに対する費用の一部負担や、専門家によるマネジメント等の支援を実施します。

社会課題
・AI・IoT等のテクノロジーを活用し、ウィズコロナ・アフターコロナの新たな社会を創出!
・犯罪予測による防犯ボランティア活動の最適化~日本一安心・安全なまちナゴヤを目指して~
・東山動植物園・農業センターの駐車場データを解析して来園者・地域・行政みんなの悩みを解決!

行政課題
・公共空間を快適な状態に!先進技術を活用した放置自転車撤去スキームの構築
・日本語のわからない市民でも理解しやすい、スムーズな児童手当の申請手続きを構築したい!!!
・来園者数年間350万人を目指して 来園者属性から新たな誘客とサービス向上へ
・証明書の交付時間半減!誤交付ゼロ!~待ち時間の少ない市民課窓口・あんしんできる市民課窓口を目指して~
・長時間の電話応対をなくし、多くの声を受け付けたい!!広聴業務の効率化
・空き家の所有者を特定する家系図の自動作成ツールの開発
・AI面接で非常勤職員採用

概要

課 題:提示した10課題の中から、行政課題4件と社会課題2件とを選定
募集対象:先進技術を活用した解決策を持つ、スタートアップを始めとする企業等
募集期間:2020年7月6日(月) ~ 7月31日(金)
選定された解決策に対する支援:負担金支払(行政課題70万円、社会課題400万円を上限)、実証に必要な調整、広報PR、大学・研究機関等における技術相談のあっせんなど
スケジュール:9月 審査・選定 10~2月 実証 2~3月 実証結果取りまとめ・報告

※ お申し込みや事業の詳細は、募集要項をご参照ください。

フィールド活用型社会実証支援


動画:7月16日に開催したフィールド活用型社会実証支援(Hatch Meets)説明会の録画

名古屋市等の施設やサービス等を社会実証の場(フィールド)として活用したい企業などを募集しています。フィールドを活用した実証を推進するためのネットワークコミュニティ「Hatch Meets(ハッチミーツ)」を立ち上げ、参加者を募集しています。

「Hatch Meets」を通じて、名古屋市及び民間施設等のもつ「フィールド」と「企業の技術・実証ニーズ」をマッチングさせ、2020年度は数本の実証プロジェクトの創出をめざします。創出された実証プロジェクトについては、事務局が必要な調整や広報PRを実施し、アドバイザーによる伴走型支援を受けることができます。

概要

募集対象:1.名古屋市及び民間部門が提供するフィールドにおいて、自社の先進技術を活用した社会実証を実施したい、スタートアップを始めとする企業等、2.自社の施設やサービス等を、実証のためのフィールドとして提供したい企業
募集期間:2020年7月6日(月)から随時募集
実証に向けた支援:マッチングや実証に必要な調整、広報PR、アドバイザーによる伴走型支援など
スケジュール:8月「Hatch Meets」の立ち上げ 8~2月 マッチング・実証 2~3月 実証結果取りまとめ・報告

※ お申し込みや事業の詳細は、Hatch Meets募集要項をご参照ください。