近年、企業や教育機関、行政などが協力し、異業種や異分野のアイデアやノウハウを横断的に組み合わせることで、革新的なビジネスモデルやサービスを実現させる「オープンイノベーション」を推進する動きが加速しています。愛知県でも、あいちスタートアップエコシステムの形成に向け、同県が掲げる「Aichi-Startup戦略」の一環として、世界的なベンチャーキャピタル「500 Global」と共同で取り組むアクセラレータープログラム「Accelerate Aichi by 500 Global」を展開するなど、積極的にオープンイノベーションに取り組んでいます。
このオープンイノベーションで協業するのは、単に国内事業者同士だけではありません。イノベーションへの道筋があれば、国を超えて海外の企業ともつながり、協業の可能性を模索することになります。名古屋を中心に愛知・岐阜・三重・静岡のオープンイノベーション推進に関わるジェトロ名古屋では、国内・海外企業間の協業・連携によるオープン・イノベーション支援事業に関わる業務を担当する「J-Bridge事業コーディネーター」の募集を開始しました。本記事では、愛知県のオープンイノベーションにおけるジェトロ名古屋の役割に触れながら、このポストについてご紹介していきます。
※「J-Bridge事業コーディネーター」は募集要項の④に該当します。①②③は別の職種となりますのでご留意ください。
愛知県におけるオープンイノベーション実現の鍵を握る、ジェトロ名古屋
ジェトロ名古屋は、貿易・投資促進と途上国研究を通じて日本の経済発展に貢献する、独立行政法人日本貿易振興機構の名古屋拠点。全国各地にある地方拠点の中でも、名古屋を中心に愛知県全域をカバーしています。ものづくりの中枢都市として世界有数のポテンシャルを備える愛知県は、全国的にも突出してイノベーション創出の可能性が高いといえるでしょう。それだけに、国内企業同士はもちろん、海外企業とのオープンイノベーションの窓口として、ジェトロ名古屋は大変重要な存在です。
募集ポジションの業務内容
今回ジェトロ名古屋が募集しているポジションは「J-Bridge事業コーディネーター」。このポジションを簡潔に表せば、国内・海外企業間の協業・連携によるオープンイノベーション支援事業に関わる業務を担う職です。具体的な業務内容としては、国内外の企業に対する引き合い対応から、各種相談や情報照会への対応、セミナー等の運営全般や、協業・連携案件の進捗管理があります。相手が海外事業者の場合、地元企業へとつなげる役目も果たします。その他、愛知県内における候補企業の発掘や、エコシステムプレイヤーや自治体、大学・研究機関とのネットワーク構築も業務に含まれます。
このように、J-Bridge事業コーディネーターはオープンイノベーションの促進に関わる業務全般に携わり、国内はもちろん海外との接点が非常に大きいポストであるといえるでしょう。そのため、同ポストに就く人材は豊富な海外経験を有する一方で、愛知県・中部地域のビジネスや企業とのネットワークを有し、産業構造を把握している必要があります。ジェトロ名古屋はJ-Bridge事業コーディネーターに求められるスキルとして、3年以上の海外でのビジネス経験に加え、愛知県で通算2年以上の勤務経験を挙げています。また、新規事業立ち上げやアライアンス実務、M&A関連の業務における1年以上の経験が求められる他、IT分野でのビジネス経験があることが好ましいとしています。尚、外国籍の場合、同ポジションの業務に必要な在留資格を有している必要があります。
2/17(木)募集締切となります、この機会をお見逃しなく!
J-Bridge事業コーディネーターは国内外のオープンイノベーションに触れられる稀有なポジションであり、ジェトロ名古屋以外ではなかなか経験できない仕事内容です。ご自身のキャリアアップの大きな糧となる貴重な機会といえるでしょう。
応募は開始しており、2/17(木)の締め切りです。J-Bridge事業コーディネーター募集にご興味のある方は、下記ボタンより詳細をチェックしてみてください。
※「J-Bridge事業コーディネーター」は募集要項の④に該当します。①②③は別の職種となりますのでご留意ください。
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