新幹線高架下に名古屋のスタートアップコミュニティ「亀島ガレージ」が誕生ーナレッジ共有や業務連携を目指す

投稿者: | 2019-03-23

名古屋のU29起業家エコシステム構築を目指すミッドランドインキュベーターズ(代表:豊吉隆一郎、奥村健太)、エンゲージメント経営コンサルティングサービス「TUNAG」を提供する株式会社スタメン(取締役共同創業者:大西泰平)、東海地方と東京で企業とスタートアップのデジタルマーケティングを支援する株式会社IDENTITY(代表取締役:碇和生、モリジュンヤ)の3社を発起人として、同じく亀島エリアに拠点を構える介護レクリエーションサービス提供の株式会社エブリ・プラス(代表取締役:佐藤亜以)、プログラミング不要のメディアアプリ生成サービス「MediaApp」提供の株式会社Lab316(代表取締役:手嶋祐一)を含めた5社による名古屋のスタートアップコミュニティ「亀島ガレージ」が発足されたことが発表されました。

渋谷・五反田・本郷など、都心でもエリアごとにスタートアップ企業が集積する例は多く見られます。亀島ガレージの拠点は、名古屋市営地下鉄東山線亀島駅の付近にある、新幹線高架下を利用した新名古屋センタービル。リニア開通を前に土地価格が高騰している名古屋駅近くにありながら賃料が安いエリアとして、現地の起業家らからも高評価を得ています。


(地図:亀島ガレージの周辺エリア)

亀島ガレージでは、発起人らの事業の売却経験や資金調達経験のナレッジと情報が活用されます。ミッドランドインキュベーターズの豊吉氏・奥村氏は、2016年2月にMisocaを弥生へ売却した経歴を持ちます。スタメン大西氏は元々Sekai Labで海外事業立ち上げを得て、スタメン社で大手VCより数億円単位の資金調達を実施。IDEINTITYの碇氏は都内でのスタートアップ創業と資金調達を経験、モリジュンヤ氏はスタートアップメディア「THE BRIDGE」の元編集記者です。

また、企業や行政などの連携や勉強会・イベントの開催、名南コンサルティングとの士業ネットワーク構築など、エコシステムを醸成するための施策を多数実施しています。

3月28日(木)には亀島ガレージの見学会も開催され、一般の方の見学も受け付けるとのことです。