
プレリリースより引用
自動運転関連の技術を手がける株式会社マップフォー(本社:名古屋市中区、代表取締役:田中 一喜氏、以下:マップフォー)は、岡谷鋼機株式会社(本社:名古屋市中区、取締役社長:岡谷 健広氏、、以下:岡谷鋼機)から出資を受けたことを発表しました。両社は今回の資本提携を通じて、自動運転分野における技術開発および事業展開を一層加速させていく方針です。
マップフォーは、名古屋大学発のスタートアップとして2016年に設立されました。AIを活用した3次元空間認識技術「空間知能」を強みとし、自動運転や測量、インフラ、ロボティクス分野などに向けてソリューションを提供しています。とくに高精度・高速な3次元地図データの作成技術は、人手不足や業務効率化といった社会課題の解決に貢献するとして注目を集めています。
一方、岡谷鋼機は、グローバルネットワークと高い専門性を活かし、鉄鋼や電子部品、機械・工具など多岐にわたる分野で事業を展開しています。自動運転関連では、センシング技術の発掘やハードウェア販売、自動運転システムの開発受託など、事業領域の拡大を進めています。
件定義から導入まで一気通貫 自動運転の現場実装を加速
今回の出資を機に、両社はマップフォーの有するソフトウェア技術と、岡谷鋼機の調達・販売ネットワークを組み合わせた協業体制を構築します。要件定義から最適なハードウェア選定、ソフトウェア提供、導入サポートまで一貫した支援を行うことで、導入コストや期間の削減、運用の信頼性向上を目指します。
両社は、自動運転分野における新たな付加価値創出を目指し、モビリティ領域の課題解決に向けた取り組みを今後も強化していくとしています。
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