サウジアラビアのミスク財団が名古屋大学でインターンシップ研修を開催

投稿者: | 2018-08-22
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サウジアラビアのミスク財団(サウジアラビア・リヤード市)が今夏、日本の大学でインターンシップ研修を開催しました。ミスク財団は、サウジアラビアの若者たちのために、イノベーションと創造性を生み出す非営利組織として2011年に設立。優秀な学生を海外の大学に派遣しています。これまでにハーバード大学、ユネスコなどの組織と共に活動してきました。アジアでの研修は、日本が初となります。

名古屋大学で自動車エンジニアリング分野の研修を開催

今回の研修の目的は、日本が得意する自動車エンジニアリングや再生可能エネルギー分野を学ぶこと。そして、日本でのインターンシップに参加した若者が、サウジアラビアで活躍することを目標としています。

対象となった大学は、名古屋大学、東海大学、東京大学。工学系の自動車エンジニアリングや、新エネルギーに特化した大学が選ばれました。

名古屋大学では、「Summer Intensive Program at Nagoya University (NUSIP)」という研修プログラムが組まれました。期間は6月8日~7月19日。対象は、工学部・工学研究科で、名古屋大学の学生とサウジアラビア留学生4名が参加しました。

同プログラムでは、名古屋大学の教員と企業の研究者が協力し、自動車工学に関する最新技術をわかりやすく講義。地元のトヨタ自動車や三菱自動車など企業・研究所の施設見学もあり、留学生と名古屋大学学生で課題研究をし、成果発表会を行いました。

サウジアラビアと日本、国を超えたコラボレーション

マンガプロダクションズプレスリリースより引用

サウジアラビアと日本は、劇場用アニメ映画の制作でも国を超えたコラボレーションに取り組んでいます。2017年11月には、ミスク財団の子会社であり、アニメやゲームなどの制作を手がけるマンガプロダクションズと東映アニメーションが提携。アニメ作品を共同制作しました。

2018年8月からは、サウジアラビアのアニメ・ゲーム分野で活躍する若者を育成するため、株式会社スクウェア・エニックスなどでインターンシップ研修も開始しています。今後も国を超えた、さまざまな分野でのコラボレーションや取り組みが期待されています。