地域医療を変革!MRT株式会社による三重県での「医療MaaS」実証実験

投稿者: | 2023-11-01

プレリリースより引用


MRT株式会社(本社:東京都渋谷区、代表者名:小川智也、以下:MRT)は、内閣府・総務省・経済産業省・国土交通省が連携する令和5年度スマートシティ関連事業の一環として、移動式マルチタスク車両「医療MaaS」の実証実験を10月27日より三重県で開始しました。

このプロジェクトは、内閣府、総務省、経済産業省、国土交通省が協力して選出する令和5年度のスマートシティ関連事業の一環として行われています。経済産業省が主導する「無人自動運転等のCASE対応に向けた実証・支援事業(地域新MaaS創出推進事業)」の一環として、MRT株式会社は実証事業を行う受託事業者として選ばれました。

MRT株式会社は、過去に実施した「オンデマンド医療MaaS」の成功を踏まえ、株式会社オリエンタルコンサルタンツ、MONET Technologies株式会社、大日本印刷株式会社、三重広域連携スーパーシティ推進協議会と協力し、2023年10月27日から2024年1月末まで、三重県の大台町や度会町などで新たな実証実験を実施しています。

中山間地域の移動制限を克服!MRT株式会社の「医療MaaS」で実現する未来

中山間地域である三重県では、高齢化が進み、交通インフラの不足が課題となっています。この問題に対処するため、MRT株式会社は「医療MaaS」を導入し、地域住民の医療アクセスの向上を目指しています。

「医療MaaS」は、Mobility as a Service(移動サービス)の一環として、交通手段を効率よく組み合わせることで、ユーザーに最適な移動手段を提供するサービスです。特に、地方では公共交通機関の利用が難しい場所が多いため、このサービスが期待されています。

本実証実験では、MRT株式会社は複数の交通手段を組み合わせた移動サービスを提供し、利用者がスムーズに病院や診療所へアクセスできるように支援します。例えば、タクシーやバス、自転車シェアリングなどのサービスを連携させ、利用者がこれらを簡単に予約・利用できるプラットフォームを開発しています。
また、本プロジェクトでは、利用者の健康状態や移動履歴を分析することで、よりパーソナライズされたサービス提供を目指しています。健康情報をもとに、利用者に最適な移動手段や経路を提案し、必要に応じて医療機関への緊急搬送もスムーズに行えるよう工夫しています。

この実証実験を通じて、MRT株式会社は地域医療の利便性を向上させるとともに、中山間地域における移動の課題解決に貢献しています。地域住民にとっては、医療へのアクセスが向上するだけでなく、日常生活における移動の選択肢が広がることで、生活の質が向上すると期待されています。

【サービス概念図】
■移動サービス×医療(医療MaaSのさらなる深化)

プレリリースより引用

■移動サービス×地域サービス拠点(中山間地域の移動課題解消)

プレリリースより引用

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