名古屋テレビ・ベンチャーズ合同会社、AIカメラシステムを提供するPixellot Ltd.に出資

投稿者: | 2018-12-13
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メ~テレ(名古屋テレビ放送株式会社、本社:名古屋市中区、代表取締役社長:横井正彦)のコーポレートベンチャーキャピタル「名古屋テレビ・ベンチャーズ合同会社」(本社:名古屋市中区、代表:秦 直道)は、投資事業の運営、事業化の企画・育成・コンサルなどを行っています。

同社は、AIによるスポーツの自動中継を実現するカメラ「Pixellot(ピクセロット)」を手がけるイスラエルの企業Pixellot Ltd.へABCドリームベンチャーズ株式会社、朝日メディアラボベンチャーズ株式会社と共同出資したことを2018年11月19日に発表しました。

AIが自動でスポーツ中継をする「Pixellot」


「Pixellot」は、円柱状の複数のカメラを組み合わせたマルチカメラデバイスです。人の手を使わずともAIが自動で撮影、編集まで行います。撮影時に「オートプロダクション」モードを選択すると、本物のカメラマンが撮影しているような、自然なカメラワークを表現することもできます。さらに、試合の合間のCMの挿入も、AIが自動で行ってくれるのです。こうして主に人件費のコストを削減でき、従来の撮影にかかるコストを10分の1まで抑えることが可能になりました。

メ〜テレは、2018年7月7日、8日にオアシス21で開催されたフットサルの試合で、「Pixellot」の実証実験を行いました。そこで、セッティングの簡単さや、カメラマンの手をほぼ借りることなく運用できること、カメラワークの良さを実感しました。

「Pixellot」による日本のスポーツ中継や、市場の活性化に期待

「Pixellot」は世界中に販売を拡大しており、日本においては朝日グループと事業提携することを検討していました。名古屋テレビ・ベンチャーズ合同会社、ABCドリームベンチャーズ、朝日メディアラボベンチャーズの3社と議論を重ね、お互いのメディアパワーをいかせると判断し共同出資に至りました。

この共同投資によって、Pixellot Ltd.の日本市場進出を後押しすることとなりました。また、「Pixellot」の導入で効率的なスポーツ中継制作、技術面・コスト面で難しかったアマチュアスポーツのライブ配信の実現などが可能となります。

2018年10月に行われた帝国データバンクのアンケート結果によると、さまざまな業界の中でも、放送業界はトップクラスに人手不足という結果に。その解決方法の一つとして、最近AIに注目が集まっていました。「Pixellot」を利用することで人件費削減になり、日本のスポーツ中継がより活発になることに期待が集まります。