名古屋テレビ放送株式会社(メ〜テレ)(本社:愛知県名古屋市、代表:横井正彦)の子会社である名古屋テレビ・ベンチャーズ(本社:愛知県名古屋市、代表:秦直道)は、2019年3月に株式会社つなげーと(本社:東京都港区、代表:鈴木一郎)に出資することを発表しました。今回で第10号目の投資案件となります。
2社の連携で目指すもの
名古屋テレビ・ベンチャーズは「東海地方から世界を変える、世界から東海地方を変える」をミッションとして、2017年4月に設立。メ〜テレが100%出資して設立した子会社で、運用総額は12億円となります。
同社はメディアやエンターテイメント業界のベンチャー企業に投資し、人材や事業などで連携。特に東海地方のベンチャー企業との連携を重視し、地域社会への寄与を目指しています。
今回の出資先であるつなげーと社は、国内最大級コミュニティプラットフォーム「つなげーと」を運営。同プラットフォームには、趣味やスポーツなど幅広い分野のサークルが13,000以上登録されています。また活動のジャンル、地域、活動内容から検索できるほか、チャットアプリ機能もあります。
近年、コミュニティプラットフォームは、企業コミュニティとしての活用にも注目が集まっています。企業サークルをつなげーとで構築・運営することにより、企業は顧客との接点を持つことが可能です。企業サークルを通じて自社の熱量の高いファンを育成し、PRや商品開発に生かすことも期待されています。
またつなげーと社では、ユーザーの5W1Hのリアルな日常行動データを蓄積し、自社コミュニティの動きを可視化。より精度の高い顧客データをコミュニティマーケティングの分析に反映させることができます。
名古屋テレビ・ベンチャーズでは、つなげーと社との連携によりコミュニティプラットフォーム事業のノウハウを活用。今後はデジタル分野での新たなマーケティングサービスの提供を目指しています。