東三河の産業支援機関である株式会社サイエンス・クリエイト(本社:愛知県豊橋市)は、地域活性化の柱のひとつとして、衛星データ利活用等をはじめとした宇宙ビジネスへの参入を支援する、宇宙ビジネス相談デスク「宙(ソラ)サポ」を開設することを発表しました。宇宙ビジネスに関する相談は東三河地域のみならず広く受け付け、相談対応は平日9時~17時、予約は申込サイトから申し込みが可能。
サイエンス・クリエイトは、地域産業の活性化や産学官連携による新産業創出支援等をおこなう企業です。
近年、衛星データを活用して様々な課題を解決するビジネスや、小型衛星群による高頻度観測サービス、宇宙資源開発などの分野において、民間企業、大学や学生発のスタートアップなどを中心とした新たな宇宙ベンチャー等が参入し、新しいビジネスモデルを急速に成長させています。宇宙産業では「進化」「変化」「革新」が同時に起こっており、 日本でも小型衛星を使ったサービスを提供するベンチャー複数社が、それぞれ100億円規模の資金調達を成功させるなど、ヒト・モノ・資本が集まる成長産業の一つです。
これまで宇宙産業と関わりがなかった企業も、宇宙関連技術を利用し自社製品を開発する取り組みや、宇宙産業に貢献できる技術を開発する動きも広がりつつあります。内閣府が2017年に策定した「宇宙産業ビジョン2030」では、宇宙産業は第4次産業革命を進展させる駆動力であり、成長産業を創出するフロンティアだとしています。
サイエンス・クリエイトは、こうした背景の中、日本の工業製品を支えてきた多くの優良企業や、ニッチでオンリーワンの技術を誇る中小企業がひしめく東三河の地域における新たなマーケットへの挑戦として「宙(ソラ)サポ」を開設し、東三河の発展を目指します。
■ 公式ホームページ及び申し込み
https://www.tsc.co.jp/cosmos/
■ 相談デスクチラシダウンロード
http://www.tsc.co.jp/cosmos/?action=common_download_main&upload_id=1270
お申込みはホームページの申込フォームから受付。相談内容は宇宙ビジネスの基礎的な質問や、宇宙技術、衛星データの活用、共創パートナー探しまで幅広い。通常の相談は無料だが、個別のプロジェクトへのコンサルティングは別途相談。