新規事業に取り組む人のワークライフバランスをハッピーに。SOMPOひまわり生命が立ち上げたコミュニティ「Suketto」の誕生秘話

投稿者: | 2021-01-04


内閣府『仕事と生活の調和レポート2019』によると、ワークライフバランスにおいて、「家庭生活を優先」または「仕事と家庭生活をともに優先」を希望する人が多い一方、実際は仕事を優先している人が多く、希望と現実に差が生じています。そんな中、新規事業の立ち上げに取り組む人のワークライフバランスを応援するイベントコミュニティ『Suketto』が、SOMPOひまわり生命保険株式会社中部マーケット開発支社により立ち上げられました。今回は、同コミュニティの発起人3名にその誕生秘話をうかがいました。

<プロフィール>
児玉 卓也氏
SOMPOひまわり生命 中部統括部 中部マーケット開発支社長。入社15年目。入社直後は愛媛で5年間勤務し、代理店への営業や開拓を行う。その後東京、大阪へ配属となり、法人、リテールを問わずマーケット拡大に関する業務を行う。その後ジョブ・チャレンジ制度(希望部署に応募できる制度)を利用し、本社の事業企画部へ異動。2年後、中部マーケット開発支社の公募にエントリーし、現職に従事する。

前川 雄樹氏
同支社 支社長代理。入社11年目。入社後は兵庫・東京で勤務し、損保、保険ショップ、税理士などを担当しながら商品提案を支援。その後、複数の保険会社を扱う全国型代理店への出向を経て、保険代理店×異業種企業の新規サービス企画に携わり、セミナー開催や大手企業との事業提携に従事。2019年に名古屋へ異動。

野口 尚也氏
同支社 副長。入社7年目。東京立川での代理店営業からキャリアがスタート。損保代理店のほか、金融機関や地場の有名企業を顧客とする代理店に対して、お客さまの満足向上に関する支援を実施。2019年4月に名古屋へ異動。

実体験から着想を得て誕生した『Suketto』

―Sukettoについて教えてください。

児玉:新規事業に取り組む人にとって起こりやすいワークライフバランスの崩壊を防ぎ、家族との時間やプライベートの充実を実現するためのイベントコミュニティです。

―どのような思いから、Sukettoは生まれたのでしょうか?

児玉:新規事業に取り組む人の人生、その人の仕事や家族をハッピーにしたいという思いからです。また、私はONE JAPANの大企業挑戦者支援プログラム『CHANGE』に参加して、そこで気づきを得たんです。

3ヶ月間、毎週日曜日の17時から20時にオンラインでのレクチャーがあり、それとは別にユーザーインタビューやメンタリングしていただいたり・・・。結果、家族に使っていた時間が少なくなってしまって……。家族に申し訳ないなと思いながらも、『CHANGE』で出会った仲間と一緒に頑張っていました。

新規事業に取り組む人からは「仕事は楽しいけど大変」「没頭しすぎて帰宅時間が遅くなってしまう」といった声も聞いており、中には本人の思いとは裏腹に夫婦仲が悪くなり離婚につながってしまったケースもある。新規事業に取り組む人にとって「あるある」なんだと知りました。そして思ったんです。「これは解決しなきゃ!!!」と。

―ご自身の経験と、実際に新規事業に取り組む人の話から着想を得たのですね。

児玉:そうですね。新規事業の本業支援に関しては私たちが応援できる部分はもしかしたら少ないかもしれませんが、新規事業に取り組む人の家族はハッピーにできるのではないかと思います。

『Suketto』は気軽に話せる仲間を見つけられる場所

―Sukettoでは、ユーザーが実際にどのような体験を得られるのでしょうか?

児玉:イベントには新規事業に取り組んだ経験のある先輩や、家族を大切にしているゲストを招き、新規事業におけるメリハリ・家族ケアの事例を学びます。それと同時に、仲間づくりに寄与するコミュニティでもあります。

前川:家族のことを相談できる人は、なかなか少ないですよね。同じ職場でも話せる人が限られるなかで、Sukettoは「気軽に話せる仲間」を見つけられる場所です。

野口:社内でも、距離が近すぎると逆にプライベートな話を相談できないこともあるかと思います。また新規事業となると、まわりに経験をしている人も少ないでしょう。そんな中で、このようなコミュニティがあることは大事だと思います。

―Sukettoにおいて、新規事業に取り組む人と、どう関わっていきたいですか?

児玉:ゆるくつながりながら、友だちのような存在になれたらと思いますね。仲の良い友だちが頑張っている姿を見ると、こちらもファイトが湧きますよね(笑)そういった姿や雰囲気を共有していきたいですね。ただ、プライベートが大変なら仕事に影響も出るだろうし、そこをこのSukettoで少しでも手助けできたらと思います。

―Sukettoは、どんな業種の人でも参加できますか?

児玉:もちろんです。参加する業種はさまざまでも、参加者同士のつながりができて仲良くなれば新しいビジネスが生まれるかもしれないし、そうなれば地域の発展にもつながると思います。私たちももしかしたら、事業提携などの支援ができるかもしれません。

―御社はすでに、名古屋のスタートアップと事業提携されていますね。

児玉:そうですね、例えば名古屋市であれば株式会社PREVENTと事業提携しています。また、2020年は刈谷市の『じょさんしonline』ともコラボしています。

当社は2020年3月から、健康経営(※)に取り組む企業に対して「健康経営割引特約」がある団体保険商品を販売しています。そこで健康経営に関する支援にも踏み込むべきだと考え、健康経営に寄与するサービスを法人のお客さまにご案内しています。

健康経営に資するスタートアップや新たなサービスを、私たち3人でニュースリリースを見たりして探していました。

※健康経営…従業員の健康保持・増進の取組が、将来的に収益性等を高める投資であるとの考えのもと、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践すること

―事業提携においては、それぞれどのような役割を担っていますか?


野口:良いなと思うスタートアップを見つけて、どうすれば興味を持ってもらえるだろうと考えてメールを送ったりしています。実際にコラボが始まれば、1社に1人ずつ担当がつき、打ち合わせをしていきながら、児玉支社長にも加わってもらいアドバイスをもらっています。

前川:事業提携となると、関わる人が多くなります。それぞれどんなことが必要で、それを実現するためのステップや準備、どんな工数を組んでいけばいいのかを考えて提示しています。

▼あわせて読みたい
https://nagoyastartupnews.jp/sompo-himawari-life/

全国に『Suketto』を!

―Sukettoを、どのようなコミュニティにしていきたいですか?

前川:Sukettoでプライベートを相談しあえる仲間ができて、イベント外でも気軽に集まれるようになってくれたら良いなと思います。そして、“SOMPOひまわり生命が主催するSuketto”ではなく、『Suketto』自体が独り歩きしてくれると嬉しいですね。

野口:「あって良かった」と言われるようなコミュニティにしていきたいですね。野望は、「なくては困る」ですが(笑)Sukettoで出会って、あの人からアドバイスをもらえたから家庭が崩壊せずに済んでハッピーになれた、そんなことを言ってもらえたら最高ですよね。

児玉:参加者同士でつながっていただき、ビジネスでもプライベートでも応援しあえるような仲になってもらえるといいかなと思います。そこからスピンオフで何かが生まれたりするとおもしろいですよね。また、この取り組みが、名古屋以外でも広がっていろんな地域でも、Sukettoができればいいですね。

―ありがとうございました!

第1回「Suketto」が開催されました

2020年12月17日(木)に、なごのキャンパスにて、第1回「Suketto」が開催されました。イベントの内容は前半に先輩ゲストによるパネルディスカッション、後半にワーキングセッションといった構成で行われました。

先輩ゲストによるパネルディスカッションでは、新規事業の最前線で活躍している粟生 万琴氏と梅津 優氏が登壇。ビジネス系のイベントはやや緊張感のある雰囲気のものが多い中、プライベートな話題に参加者が気軽にコメントをするなど、終始なごやかな雰囲気で進行されました。

ワーキングセッションでは家族がいる・いないに関わらず、参加者全員がグループワークを楽しんでいるのが印象的でした。今回のイベントを通して、仕事を楽しむことだったり、家庭やプライベートにも目を向けるような空気が全体の中で生まれたように感じました。

多忙な日々の中で一度立ち止まり、仕事を楽しむことやプライベートや家族との時間を見直したいとお考えの方は、ぜひ一度「Suketto」に足をお運びいただければと思います。

▼2020年12月17日(木)開催「Suketto」
https://nagoyastartupnews.jp/suketto-himawari-event/

編集部まとめ

プライベートなことを相談できる相手がいたとしても、その相手が同じ立場・同じステージにいない場合、悩みに共感してもらえなかったり、適切なアドバイスをもらえなかったりすることがあります。Sukettoなら、先輩経験者からの学びを得られ、同じ悩みを共有する仲間に出会えるでしょう。第1回のSukettoに参加できなかった方は、第2回の開催も予定されているので、ぜひ足を運んでみてください。

SOMPOひまわり生命保険株式会社 中部マーケット開発支社
Suketto運営事務局:TEL 050-2016-8578(前川)
Suketto Peatixサイトページ:https://suketto-himawari-life.peatix.com/