企業・店舗が公式アカウントで“Twitter広報”を成功させるコツ10選 by おいでよ名古屋

投稿者: | 2018-03-26
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SNSの時代だから、とりあえずアカウントを作って、何か発信しなければ!そして作ったはいいものの、放置したまま運用しきれていない……そんな広報担当の方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、Twitter上で63,000人のフォロワーを持ち、名古屋の情報を日々発信し続けている「おいでよ名古屋 (おいなご)」さんをゲストライターに迎え、企業や店舗のTwitterアカウント運用の秘訣を教えていただきました。

※Nagoya Startup News 編集部で寄稿記事の編集を加えております。


こんにちは。名古屋を紹介するTwitterアカウントおいでよ名古屋です。

お店などのTwitterアカウントを見ていて、私が感じること。それは、「商材は良いのに、Twitterの仕組みを理解していないため、認知されていない」ということ。Twitterの仕組みを理解した上で運用できている方は、ほんのひと握りではないでしょうか。

今回の記事では、前回よりも詳しく「Twitter広報」を成功させるコツについてご紹介します。Twitterとはどんな世界なのか、仕組みや機能についても理解しましょう。

まず、Twitterには「人気アカウント」と呼ばれているアカウントがあります。これは、大きく分けて3種類。

1つ目は、もともとのネームバリューがあるアカウント。大手企業だったり、有名人だったり、知名度・人気の高いものは、フォロワー数が多くて当たり前です。

2つ目は、現実世界では有名ではないけれど、Twitter上で類い希なる才能を発揮しているアカウント。例えば、目を見張るようなアートや、かわいらしい絵を描いているなど、優れた一芸を持っている人が当てはまります。

この記事を読んでいるみなさんは、きっとこの2つには該当しないと思います。しかし、諦めるのはまだ早いです。Twitterの世界では、3つ目の方法で人気アカウントになった例も、たくさんあるからです。

これから解説する“コツ”は、私が感じる「3つ目」の要素を身につけ、「Twitter広報」の成功へと導くものです。「才能もネームバリューも無いのに人気アカウントになった人が、最低限していること」をまとめてみました。

1.画像は3枚!伝えたい情報を詰め込む

ツイートで1度に添付できる画像の枚数は、4枚まで。複数枚の画像を添付するときに縮小表示されることを「サムネイル」と呼びます。画像付きツイートがタイムラインに表示されるとき、枚数によって大きさや配置は変化して、これには明確な法則があります。

例えば、画像1枚のツイートなら、横長の画像1枚がタイムラインに表示されます。投稿した画像が縦長でも、上下がリサイズされた横長のサムネイルが表示されます。この場合、表示されない部分に大切な情報があっても、基本的には誰にも見てもらえません。

画像付きツイートの写真を見てもらえる確率は、とても反響が多いツイートでも8分の1です。反響率が下がれば、10人に1人未満しか、写真を拡大して見ません。つまり、フォロワー1,000人の方でも、良くて10名にしか伝わらないという事ですね。

画像2枚のツイートの場合。こちらは、縦長なら上下、横長なら左右がリサイズされた、正方形の横並びで表示されます。

次に、画像3枚の場合。私は、これが一番おすすめです。1枚目の写真が大きな正方形、その隣で2・3枚目が小さな横長で上下に並び、表示されます(スマホの場合。PCの場合は2・3枚目も正方形)。この場合、1枚目の画像が強調されて見えます。一瞬で流れていくタイムラインの中で、いかに目立つかという点においては、非常に強い手法であると言えます。

そして、画像4枚の場合。こちらは全て横長で表示されます(スマホの場合。PCの場合は1枚目が大きな正方形、その隣で2~4枚目が小さな正方形で上下に並び、表示されます)。これはサイズがすべて小さいので、拡大しないと伝わりにくく、正直なところ、あまりおすすめできません。

縦・横・横の3枚で、伝えたい情報をいっぱいに詰め込みましょう。1枚目の縦長画像に、拡大表示してでも見たくなる「メイン」を、2・3枚目は補足を入れるのがおすすめです。 横長画像での告知なら、1枚だけで大きく見せるのが良いでしょう。

2.注意!Twitterユーザーは、URLを踏みたがらない

ツイートにブログやInstagramの最新投稿のURLを貼り、更新のお知らせに使用している方もいます。正直なところ、これは逆効果。やめた方がいいです。なぜなら、Twitterユーザーは、基本的にURLを踏みたがらないからです。タイムラインは読み流しに近い感覚で読むので、別ページに飛ぶなんて、論外だと思っても良いでしょう。

例えばこのツイートの場合。Twitterにしては「リンクのクリック数」が非常に高い方ですが、それでも全体の2%程度です。

また、ブログやInstagramなどの更新をTwitter上で通知することは、ユーザーにとってあまり有益なことではありません。タイムラインに更新通知ばかりが並ぶアカウントなら、フォローする必要性を感じてもらえなくなります。

3.魅力のあるアカウントになるためには、挨拶・元気・感謝が必要

私は、「人は、魅力的な人を応援したくなる生き物だ」と思っています。Twitterもそれと同じで、魅力的なアカウントはフォローしたくなるものです。なぜなら、画面の向こう側にいるのも、人だからです。魅力的なアカウントであるために、大事にしてほしいことがあります。

Twitterの世界は、現実世界と言葉も感覚も同じです。だからこそ、毎日の「挨拶」を大事にしましょう。日本では、挨拶はコミュニケーションの基本とも言われています。Twitterでは挨拶をしないアカウントも多いので、毎日挨拶するだけでも印象が良くなります。

毎日同じ時間に、時報のように「おはよう」とツイートしたり、何か個性的な時報を考えてみたりしてもいいですね。「このアカウントのこのツイートを見ると、〇曜日って気がする」と思われるような存在が理想ですね。

また、「元気」を表現するため、日々のツイート回数そのものを増やすことも有効です(1日最低10ツイート)。人間には生存本能があるので、当然、元気な人に惹かれます。Twitterも同じで、元気さがあふれるアカウントは、それだけで人が集まってきます。

表情が見えないTwitterという世界では、それを「投稿数」で表すしかありません。他人のツイートのリツイートではなく、自分の言葉を多く発信することが大切ですね。と言っても、一気に10投稿してはいけません。1日に、ある程度平均的にできるのが理想です。

タイムラインに表示されている状態であれば、アカウントトップに飛んできて、過去の何投稿かを遡って見てくれる方も割といるので、「どの時間でもタイムラインにいる」事が非常に重要です。ツイートの全てが自社商品の紹介でなくとも良いので、これは絶対にやりましょう。

それから、当たり前のことですが、「感謝」を伝えることも大切です。そして、「継続」すること。継続は力なり とも言いますが、継続できる自信がないなら、最初からTwitterでの広報は、辞めた方がいいでしょう。中途半端は、時間の無駄にもなってしまいます。

ここまで、人として当たり前のようなことを述べてきましたが、意外とこれができてないアカウントが多いんですよね。これらができたからと言って、劇的にフォロワーが増加する訳ではありません。

かと言って、これができていないだけで、フォロワーは減少してきます。例えば、とても魅力的なツイートを投稿した時、何千リツイートもされて、多くの人があなたのアカウントを目にしたときに、上記のことができているかどうかで、フォロワーの増え方は全く違います。

そのため、アカウントを訪れてくれた人がフォローするかどうかを考える判断材料(数日間分の過去ツイート)を、日ごろから作っておくことが大切です。チャンスはいつ来るかわかりませんし、そのチャンスを生かせるのは、日頃から努力してた人だけですからね。

4.エゴサーチして、自社商品・サービスの口コミをリツイート

よく、公式Twitterの“中の人”が、「フォローが増えるとタイムラインを読むのに時間がかかる」と発言しています。それは、Twitterの使い方、特に広報アカウントとしての使い方が間違っています。そのタイムライン、そもそも読む必要はありますか?

タイムラインから得られる情報なんて、ただの「ツイート」でしかありません。そんな所に時間を使うくらいなら、まずは自社商品・サービスについての口コミを「Twitter検索」しましょう。そして、口コミをリツイートしましょう。

口コミをリツイートすることで、実は高い効果が得られます。例えば、お店の人が「これおいしいよ」と言うよりも、実際に消費者が「おいしかった」と言う方が、信用できますよね。心理学的な用語で、これを「第三者引用」言います。

そしてもうひとつ。Twitterトレンドワード を見て、自社商品と絡めて大喜利的なツイートができないかどうかを考えてみましょう。トレンドワードからは、普段見ない層のTwitterユーザーからの閲覧が期待できます。

基本的なことをしっかりやった上で、トレンドにうまく乗り続けることが、Twitterの基本動作だと思ってください。

5.ルールを決める

運用する上で、ルールを決めることは大切ですよね。例えばリプライをいつまで返し続けるのか、1回だけ返すのか。どちらでも良いですが、ルールを決める上で「目的」をハッキリさせることが大切です。

目的とは、本来集客や認知度アップ ですよね?会話やタイムラインを読む事が目的ではない以上、目的達成に関わらない行動はしなくて良いです。ただ、「魅力的なアカウントであるために」でお話した挨拶や元気さの表現も忘れないでくださいね。

6.単純な商品紹介だけではなく、+αの情報を

Twitter広報を活用する上で、よく陥りがちな悩みが「1日10投稿も宣伝できない」ということ。そんなときは、宣伝しなくてもいいです。商品紹介だけなら、公式サイトでも十分。フォロワーが見たいのは、Twitterです。

その企業のアカウントを運営している人が、その商品をどう思っているのか、Twitterでしか見られないような裏話など、商品紹介に付加価値をつけたツイートを発信しましょう。

7.仲間を見つける

広報アカウントは、コミュニケーションが取りにくいものです。会社の名前を背負った手前、お客さまとの距離感も難しい。でも、せっかくTwitterなら、Twitterだけの縁を結ぶのが大切です。

私は、Twitterは同じ境遇の仲間同士が巡り会うためのSNSだと思っています。お店の人は、お店の人同士。業種は関係ありません。あなたの悩みは相手も持っているかもしれないし、もしかしたら違う方法で解決しているかもしれません。

そういった意味では、仲間を見つけることにもメリットがあります。例えばフォロワー1,000人のAさんと、フォロワー1,000人のBさん。同じ1,000人でも、その1000人は別物だと思います。

AさんとBさんがTwitter上で仲良く交流したり、お互いの商品のPRをすると、お互いのフォロワー1,000人のうちの何人かが、相手方のアカウントもフォローするという流れができてきます。この関係を、できるだけ多く増やしていくことが大切ですね。後述しますが、 「フォロワーのフォロワーが次のフォロワー」なのです。

8.フォロワーを減らさないことを心がける

いくらフォロワーが増えても、それ以上に減ってしまったら無意味です。そのためにできることは、3つあります。

まず、短時間の連投を避けること。10分間に2投稿以上は、絶対に減ると思っても良いでしょう。タイムラインに続けて表示されることを嫌がる人もいます。

それから、ネガティブな投稿をしないこと。これは当たり前のことですが、Twitterを見ている人にとって、あなたのアカウント情報は、あなたのツイートが全てです。

「今日も暇です」とツイートしているアカウントと、「今日もランチ営業してます!〇〇がオススメですよー!」とツイートしていてるアカウント。集客に繋がるのはどっちか、目に見えていますよね。

そして、ツイートが宣伝ばかりにならないようにすること。前述しましたが、宣伝だけなら公式サイトでいいのです。宣伝をする場合でも、「広報の意見」が入れられるなら、ぜひ入れましょう。公式サイトの定型文以外の言葉で伝えてください。

9.フォロワーのフォロワーを意識する

フォロワーだけが満足する内容を投稿するだけでは、フォロワーが増える理由にはなりません。フォロワーのフォロワーが見た時に、フォローしたいと思える内容を意識しましょう。

そのために有効なのが、リツイートです。リツイートされるということは、リツイートしたアカウントのフォロワー全員に、見える状態に拡散されるという事です。何度もリツイートされるようになれば、それだけ「フォロワーのフォロワー」に見られる確率が高くなります。

10.常にアップデートを重ねること

毎週、1週間分のツイートをさかのぼって、どんなツイートに反響が多かったのかを洗い出し、積極的に近い内容のものをツイートするようにして、逆に反響率が低いものは改善しましょう。
同じ努力を続けていても、その努力が正しいかはわかりませんし、常にアップデートを重ねることが大切です。

そして、反響率の多い時間帯や曜日を把握し、伝えたい内容はその時間帯をめがけて投稿しましょう。1日10ツイートと先述しましたが、宣伝ツイートは一番見ている人が多い時間帯に流します。あなたのアカウントのフォロワーが、アクティブな時間帯や反響率を日々チェックして把握し、傾向を覚えましょう!