
プレリリースより引用
中部精機株式会社(本社:春日井市、代表取締役社長:小道浩也氏)は、新たな法人向けドローンサービスブランド「中電ドローンサービス」を正式にリリースしました。中部電力グループ各社の技術と実績を活用し、撮影・点検や資材運搬、測量、防災業務など幅広い分野でドローンによる支援を提供します。
「中電ドローンサービス」は、高所や狭小空間、危険を伴う場所での作業をドローンで代替することで、作業時間や人員の削減、安全性の向上を実現する法人向けサービスです。ドローンの活用により、足場を必要とする高所作業や山林・工事現場での運搬作業が短時間で実施可能となり、作業の効率化とコスト削減に寄与します。
中部精機では2021年よりドローン技術の蓄積に取り組んでおり、これまでに800名以上が同社のドローン教育サービスを受講しています。また、操縦講習や法令遵守支援、業務プロセス構築など、一連の導入支援にも対応しており、顧客ニーズに応じた柔軟なサービスを展開しています。
ドローンの可能性を広げ、地域社会の課題に応える

左:工場での資材の運搬、右:外壁点検(プレリリースより引用)
本サービスでは、撮影・点検や建設現場での資材運搬・測量、防災・管理業務、さらには農林水産業分野に至るまで、多様な用途に対応しています。今後は定点観察や進捗管理、各種捜索など新たな分野への展開も視野に入れ、ドローンが担う業務の幅をさらに広げていく方針です。
中部精機は、従来グループ各社が個別に提供していたドローンサービスを一元化し、「中電ドローンサービス」としてワンストップでの提供を実現しました。これにより、ドローンの地域社会への浸透と活用促進を図り、少子高齢化や労働力不足、気候変動などの社会課題の解決に貢献することを目指しています。
担当者の桑島氏は、「皆さまの業務の効率化と安全性の向上に寄与し、笑顔になっていただけるよう、これからも共に歩んでいきたい」と述べており、サービスのさらなる発展が期待されています。
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