通勤やマイボトルで脱炭素に貢献 愛知県、CO2削減アプリ活用で参加型施策を展開

投稿者: | 2025-05-14

公式サイトより引用


愛知県は、県民の環境行動に伴うCO2削減量を“見える化”するプロジェクト「脱炭素エキデン愛知」を2025年4月28日より本格始動。本事業は、環境スタートアップとの連携により実施される取り組みの一つで、CO2削減行動をスコア化し、参加者に特典を付与することで、県全体のカーボンニュートラル実現を後押しすることを目的としています。

「脱炭素エキデン愛知」では、株式会社スタジオスポビーが提供するアプリ「SPOBY(スポビー)」をスマートフォンにダウンロードし、「脱炭素エキデン愛知コミュニティ」に参加することで、徒歩や自転車通勤、マイボトルの利用、コンポスト、廃食用油の回収、フードドライブなどの日常的な環境行動がCO2削減量として自動的に記録・スコア化されます。

参加対象は、愛知県内に在住または通学している個人、および県内企業の従業員となっており、個人は無料で参加可能です。企業については、人数に応じて参加費が設定されており、専用のWebサイトを通じて申し込みが受け付けられます。削減スコアに応じて各種特典と交換できる仕組みとなっており、楽しみながら環境貢献ができる内容となっています。

プレリリースより引用

職場でも始める脱炭素 従業員の行動が会社全体の環境貢献に

本プロジェクトは、脱炭素社会の実現に貢献するだけでなく、企業の健康経営施策とも親和性が高く、従業員の通勤スタイルやライフスタイルの見直しを促す機会としても注目されています。実施主体である愛知県は、2024年度から環境スタートアップによる8つの革新的プロジェクトを支援しており、「脱炭素エキデン愛知」はその一環として展開されます。

今後、より多くの県民・企業が参加することで、地域全体での温室効果ガス削減と環境意識の醸成が期待されています。プロジェクトの詳細や参加方法は、特設Webサイトから確認できます。

1)個人の方
https://deco-ekiden.jp/citizen/index.html

2)企業の方
https://deco-ekiden.jp/company/index.html

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