
プレリリースより引用
株式会社アオキスーパー(本社:名古屋市中村区、代表者:青木俊道氏)は、AI技術を活用した業務効率化の推進を目的に、名古屋大学発のAIベンチャー企業、株式会社トライエッティング(本社:名古屋市中区、代表者:長江祐樹氏)に出資したことを発表しました。労働力不足が深刻化する中で、同社はAIを活用した業務革新により、「人にしかできない仕事」に集中できる職場づくりを目指しています。
アオキスーパーはこれまでも、少子高齢化による人手不足への対応として、AI技術の導入を含む業務改善の可能性を模索してきました。今回出資を決定したトライエッティングは、ノーコードで利用できるAIツールの開発を通じ、需要予測やシフト作成など業務計画分野に強みを持つスタートアップ企業です。
同社の提供する「UMWELT(ウムベルト)」は、Excelデータなどと連携し、高精度な需要予測を実現するAIツールであり、「HRBEST(ハーベスト)」は業種・業態に応じた条件を反映したシフト案の自動作成が可能です。これらのツールにより、日々の業務負荷軽減や計画業務の効率化、公平性の向上などが期待されています。
計画業務の自動化で業務効率化 AIとの融合による次の一手
アオキスーパーは、今回の出資を単なる資本関係にとどめず、トライエッティングとの協業を通じて、実際の業務現場でのAI活用を加速させていく方針です。業務の効率化や省力化を進めることで、人手を必要とする接客や判断といった「人だからこそできる仕事」に従業員が専念できる体制を構築し、生産性と働きがいの向上を同時に目指します。
今後も両社の連携によって、地域企業の強みを活かしたDX(デジタルトランスフォーメーション)推進のモデルケースとして、さらなる成長と社会課題の解決への貢献が期待されています。
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