【10月15日締め切り】「あいちDXチャレンジ」参加者を募集中

投稿者: | 2021-09-22

愛知県は2021年9月1日から、デジタル技術を活用したアイデアコンテスト「あいちDXチャレンジ」への参加募集を開始しています。同コンテストは若手社員を対象に、新規事業開発と業務効率化の2部門でおこなうもの。参加者を2021年10月15日(金)まで募集しています。

愛知県によるデジタル活用促進への取り組み

愛知県では2020年度、行政のデジタル化を推進する司令組織「愛知県DX推進本部」や、産業分野のデジタル人材育成を推進するため、「デジタル人材育成ワーキンググループ」を立ち上げています。また、県行政や産業面のデジタル化において、デジタル技術の利用・活用や各企業のデジタル推進人材の育成支援などの取組を進めてきました。

特に同県では中小企業におけるデジタル技術の導入や利用・活用に力を入れており、2017年には「愛知県デジタル技術活用相談窓口」を設置。デジタル技術とビジネス分野に精通した専任のコンサルタントを配置し、中小企業から寄せられる技術活用や課題相談だけでなく、現場での業務改善や技術導入支援者とのマッチング支援もおこなっています。

「あいちDXチャレンジ」の概要

愛知県公式HPのスクリーンショットより引用


県内の中小企業等のデジタル化やDXを図るには、企業内でデジタル技術の活用を推進していく人材が必須です。それに関連して、今回デジタル技術を活用したアイデアコンテスト「あいちDXチャレンジ」が開催されます。

対象となるのは、年少期からスマートフォンなどのデジタルサービスに接してきた若手社員。同コンテストでは、以下2つの部門でデジタル技術を活用した新規事業や業務効率化に関する自由なアイデアを幅広く募集します。その上で、専門的な知見を持つ有識者による審査やアドバイスがおこなわれ、発想や実現性、効果などの観点から優秀なアイデアを表彰します。どちらの部門でも、業種、事業分野、事業規模は問われません。

  • 新規事業開発部門:デジタル技術を活用した新たな製品やサービスのアイデア
  • 業務効率化部門 :デジタル技術を活用した業務効率化や生産性向上のアイデア

詳細

【審査形式】
有識者による書類審査(一次審査)と、プレゼンテーションによる最終審査(オンライン)。

【項目】

  • 新規事業開発部門:新規性、革新性、市場性
  • 業務効率化部門:業務改善度、他社に対する優位性、将来的な発展可能性
  • 両部門共通:実現可能性(企業・団体内における理解度)

※応募企業・団体の現状変革の評価について特に配慮するとのことです。

【応募資格】
愛知県内に事業所が所在する企業・団体の若手社員で構成するグループ
※「若手社員」とは、2021年4月1日現在40歳未満であること。
※「グループ」は、3名から10名程度で構成し、応募は、企業・団体名で行う(同一企業・団体からの複数チームの応募は可。個人での応募は不可。)。

併せて読みたい

Nagoya Startup Newsでは、東海圏におけるベンチャー企業や新技術に関連するニュースを配信しています。愛知県は、今回紹介した事業以外にも新規事業創出に向けて積極的に取り組んでいます。これまでの愛知県の事業に興味のある方は、以下の関連記事も併せてご覧下さい。

500 Startupsと愛知県、スタートアップ・エコシステムの発展に向けて「Accelerate Aichi by 500 Startups」を始動


【米テキサス大学と連携】北米支援ハンズオン3期の参加スタートアップが決定

運営会社からのPR