株式会社◯、メタバース上でのみ授業を行う「メタバース情報工学学校」開校を発表

投稿者: | 2023-02-02

プレリリースより引用


株式会社◯(まる)(本社:愛知県名古屋市)は、2023年に日本ではじめてのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を利用したメタバース上でのみ授業を行う「メタバース情報工学学校」を開校すると発表しました。

株式会社◯は、中小企業のAI導入に特化した、課題解決型の社員研修を提供しているスタートアップ企業です。管理職、営業、マーケティングなど部署別のカリキュラム構成で、現場に必要なAIの知識を効率的に学べる研修や、新入社員を含めた企業全体のデジタルリテラシー向上を目的としたDi-Lite研修を実施しています。

メタバース情報工学学校は「メタバース×エンジニア×地方創生」をコンセプトに掲げた、エンジニアになるための学校です。生徒にはエンジニアになることで場所と時間の成約を受けずに働けるようになるため、より人生の選択を増やすことが可能。地方にとってはエンジニアリングによる地場産業の発展や新しい産業創出といった良い影響があるとしています。

プレリリースより引用

メタバース上でエンジニアになるための超実践的なカリキュラムを受講

メタバース情報工学学校では「AI・データサイエンスコース」と「ゲーム・メタバースクリエイターコース」の2コースを用意しています。昼間に働きながら通える夜間学校で、平日3日間に2コマずつ、土曜日に3コマの授業を行い、1年間通う1年制の学校となっています。メタバース内であれば、実際にオフラインで授業を受けるのと変わらない体験が可能です。VR空間内へパソコンを持ち込んだり、大きな資料を見たりしながら、授業を受けることもできます。

カリキュラムは超実践的。エンジニアリングに必要な知識を網羅的にインプットします。さらに実務経験を積むため、地方課題や企業課題を実際に実証実験という形で解決するための開発を行うとのことです。専門性を高めたい場合は、追加のカリキュラムとサポートが用意されています。地方移住を希望する場合は、地域協力隊などの仕事の紹介や起業支援も行うことのことです。

株式会社◯は、今後詳細な情報を掲載するため、メタバース情報工学学校のホームページやSNSの順次公開を予定しています。

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