名工大発ベンチャー、テクノスピーチの音声技術を基にカシオが電子キーボード発売

投稿者: | 2022-01-25
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プレスリリースより引用


音声合成、歌声合成技術の企画、開発を行う株式会社テクノスピーチ(本社:名古屋市千種区)は2022年1月21日、カシオ計算機株式会社(本社:東京都渋谷区)から同日発表された電子キーボード「CT-S1000V」に同社の技術を基に新開発した音声技術「Vocal Synthesis」が採用されたと発表しました。

名工大発ベンチャーテクノスピーチ

株式会社テクノスピーチ公式HPのスクリーンショットより引用


株式会社テクノスピーチは名古屋工業大学が開発した音声関連技術の普及を目的に設立された同大学発のベンチャー企業。最先端の音声合成・歌声合成技術をさまざまな製品・サービスに搭載できる形で提供しています。

主な提供事例には、モデルのボーカリストの声を基に合成した音声で歌唱をサポートするカラオケJOYSOUNDの歌唱補助機能「ボーカルアシスト」をはじめ、歌手加山雄三氏のバーチャル化プロジェクト「バーチャル若大将」、英語の音声読み上げソフト「Kotonoha Akane & Aoi English」などがあります。

カシオ電子キーボードに搭載、新開発の音源技術「Vocal Synthesis」

株式会社テクノスピーチの技術を基に新開発した音声技術「Vocal Synthesis」は、楽器で歌声を生み出す技術です。株式会社テクノスピーチの技術を基に新開発した音声技術「Vocal Synthesis」は、楽器で歌声を生み出す同社独自の技術です。これまでの音源技術では再現が困難とされてきた人間の歌声を膨大な歌声のデータからシミュレーションし、歌詞のフレーズを生成。それを声色のデータと掛け合わせることで、滑らかな人間の歌声を生み出しています。

そんな「Vocal Synthesis」を導入した「CT-S1000V」は、鍵盤演奏を通して入力した歌詞データと、内蔵したボーカル音声を組み合わせリアルタイムで歌声を生み出す電子キーボード。歌声は音質やエフェクトをリアルタイムで変化させることが可能で、専門機材やスキルを使わず直感的に操作できるのが特徴です。専用アプリ「Lyric Creator」と連携し、オリジナルの歌詞や詳細な発音の編集も実現しています。

機種名:CT-S1000V
メーカー希望小売価格:オープン
音色数:900
発売日:2022年3月上旬
サイズ:930(幅)×258(奥行き)×91(高さ)ミリ
詳細は下記リンクをご覧ください。
https://music.casio.com/ja/products/casiotone/vocalsynthesis/

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