
プレリリースより引用
観葉植物・花苗などの鉢もの類の取扱高で日本一の卸売市場を持つ、豊明花き株式会社(本社:豊明市、代表取締役:福永哲也 以下、豊明花き)が、新しい花き流通プラットフォーム「ミライノミドリ」を9月13日にリリースしたと発表。生産者と販売事業者の取引をデジタル化し、生産者の「想い」も含めて商品を提案する新しい形の取引が始まります。
「ミライノミドリ」は全国の花き生産者が卸売市場に商品を提案するための共通プラットフォームとして機能します。生産者は「こだわり」や「今この瞬間の魅力」といった情報をオンラインで提案。その情報は全国の卸売市場を経由して園芸店や花屋などの販売事業者へと伝わり、取引が始まります。
以前の花きの取引方式では、販売事業者が卸売市場の入荷商品から選ぶスタイルで、生産者の情報や想いが伝わりにくい状況でした。豊明花きはこの問題を解決するために、流通ECプラットフォーム「イロドリ*ミドリ」を先に開発。これは花き業界最大級のプラットフォームとして成長しました。

「ミライノミドリ」の概要。プレリリースより引用
新プラットフォーム「ミライノミドリ」の設立の経緯とビジョン
「ミライノミドリ」の今後の展開においては、出荷段階の業務DX化を推進します。また、全国の卸売市場の流通データと消費者の興味・関心データを組み合わせ、生産者と販売事業者の高精度なマッチングを実現することを目指します。さらに、JFIソリューション株式会社とGreenSnap株式会社から提供されるデータも活用する予定です。
「ミライノミドリ」は、全国各地の店舗で「生産者の想いが詰まった商品」が並ぶ新しい花き取引の未来を築くことを目指します。
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